時空配達

華愁

時空配達

時空を越えて手紙を

配達してくれる人物が居るらしい。


通称配達人:N。


わかっているのは性別が男性で

常にもこもこの服で配達鞄を

左肩に斜めにかけていることだけ。


声も名前もわからない配達人。


それでも必ずどこでも届けてくれる。


必要な物は手紙と専用の鍵と

配達先を書いたカードのみ。


おや、今日はこちらの時空に

来ていたようだ。


成る程、なかなかのイケメンだな。


女性達が騒ぐわけだ。


さて、私も彼に配達を頼むとしよう。


宛先は……

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

時空配達 華愁 @ichhigopanda0303

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ