一時期、二宮和也の「硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」っていう作品がありましたよね。
他にも、いくつか「二つで一つ」の作品ってありますけど、これは片方を見て、もう片方を見ることでより楽しむことができます。
この作品もそうで、泉という男視点の作品が今レビューを書いている「あなたに拘泥する。」で、もう一作がヒロインの伊織視点の「足を地につけ、溺れもがく。」です(下のURL)
https://kakuyomu.jp/works/16817330652734617044
さて、この作品。
どちらかは読むかは自由です!
伊織視点もう読んだよ! って方は読んでみると、多分伊織のキャラがまた違って見えると思います。
逆に、伊織視点まだ読んでなくてこの作品を読むって言う方は、明らかにこの作品の深さに飲み込まれると思います。
まるで、沼にハマるかのように。
彼らは中々苦しい恋をしています。ちょっと、なんかすぐに手が届くところなのに、なぜか苦労している。
何より、ラノベも文芸もお手の物、作者・ソラさんの手腕にあなたはどんどんと引き込まれていくことでしょう!
そう考えると、ソラさんが一番の「沼らせ女」なのかもしれませんね、知らんけど(笑)