> あの議論の後、本屋がなくても、田舎であっても、本が自由に手に入るようになったからだ。南米の大河の名前を冠した通販サービスの普及によって。
その時代ならば、まだ電子書籍は全く普及していなかった(電子書籍そのものは存在していたとしてもまだ共通のプラットフォームがなくて使い勝手が悪かった)頃ですよね?
本は紙で読むもの、という大前提がある時代でもこれだけ議論が紛糾するのだから、ここに電子書籍云々が加わったらもっと収集つかない状況になったでしょうね。
作者からの返信
お読み頂き、コメントまで頂戴し、ありがとうございます。これは実話をもとにアレンジしていますが、ご指摘の通りAmazon上陸以前で、まだ電子書籍が普及していなかった時代の話です。その当時でも収集がつかない状況でした笑。それだけに2016年、青森県に公営の八戸ブックセンターが出来た時は本当に驚き、感心しました。地元の強い思いとビジョンがあればこそ実現したのでしょうね。
コメント失礼いたします。
興味深く読ませていただきました。
今の時代に本屋はなくても困らないかもしれないですが、あったほうが嬉しいものですね。
購入できる紙の本に囲まれたあの空間は、心を癒す特別な場所だと思います。
買えば自分が所有できる本が並んでいるというのは、今でもわくわくします。
故郷に帰るかもしれない魅力は、十分ですね。
作者からの返信
成野淳司さま、本当にそうですね。本屋のあの空間の魅力は特別なものですね。近所にお気に入りの本屋がある生活というのは、本好きにはとても贅沢で素敵なことだと思います。この話は実体験をもとにしたものですが、本屋への憧憬をこめて書きました。お読み頂きありがとうございました。