かたちぐちゃぐちゃ
十余一
かたちぐちゃぐちゃ
これは学生の頃に先輩から聞いた話なんですけどね、当時は生意気にも作り話じゃないかと疑っていました。
先輩というのは生物学科の
友人には生真面目な
まあ人物紹介はこのくらいにして。
これは、桐生先輩とその友人たちが
迎えてくれたのは
「
「はじかみ?」
「
なんて、のんびりとお茶をいただいて、和やかな時間が流れていました。その時ふと、羽生先輩が気になるものを見つけました。
青々とした
まるで野生の葛のようにぐんぐん育つ謎の植物。生気を失う彼を前に、皆大慌て。
「羽生! 大丈夫か!」
「もう、駄目かもしれない……。
「諦めるなよ……!」
「あと、
「いったい何股してるんだスケコマシ糞野郎!」
しかしまあ、さすがに
格闘の末に桐生先輩が幹を引っこ抜くと、
切り裂かれた木は
生還した羽生先輩は、頭に角を
さて、
ところで、ここからが本題なのですが、「生」という漢字の読み方は何通りありましたかね。
かたちぐちゃぐちゃ 十余一 @0hm1t0y01
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。