短いお話なのに、とても奥行きを感じる作品です。神秘的な空飛ぶ本屋。今日もお客さんにお目当ての本をお届けすべく、空からやってくるのでした。壮大な世界が目の前に広がります。
性別は男性、そしてもうけっこう歳。
独特の世界観に、やさしい人たち。まるで長編のプロローグのような、というのは私の期待かもしれない。そんな期待を持たせるお話です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(157文字)
柔らかな思考をしなやかな指先でこねて、思い通りの箱庭を作ります。山にはどんな樹木が植えてある? 川を流そうか。湖を貯めようか。町はどうだ? その町に良さげな本屋はあるかな。小説を書く作業って箱…続きを読む
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