ノベル200「職務質問」




「すみません、ちょっとお話、いいですか?」


「あれ? 警察……あ、はい、いいですよ。

 職務質問ですか? 長くなります?」


「ちょっとだけお時間いただければ――」


「分かりました。いいですよ。あ、その前にコンビニでお弁当を買ってきますね。質問されている最中に食べますので――無駄な時間を作りたくないんですよ」


「そこまで長くはなりませんよ」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

役得役不足 渡貫とゐち @josho

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ