幻想的な月夜の下、血しぶきの舞う闘いを繰り広げる不死身の男女。どんなに互いを傷つけても、不死身の二人の闘いは終わらない……はずでした。二人の長い闘いの結末は意外な形を見せることに。そして、その結末は新たな出会いと別れへと誘います。作品を読み終えてタイトルを見ると、なんだか切ない気持ちになりました。ネタバレになりそうなので、多くは語れません。ですが、あえて言うなら。「異世界ファンタジー」の本作を、「恋愛」小説をお探しの方にもオススメしたいです。