第百四十七話 転換点


 祈るようにして僕の前へと立つクリスティナ。

 彼女は澄んだ瞳で僕へと問い掛ける。


「主様……一つだけ、一つだけよろしいでしょうか」

「……ああ勿論だ。構わない」


 僕がクリスティナからの問い掛けに答えないはずがない。

 彼女もそれはわかっているはずだ。


 だがそれでも彼女は両手を胸の前で組むと祈るように僕を見た。

 皆一様みないちように僕たちを見守る静寂せいじゃくの中、彼女はゆっくりと言葉をつむぐ。


「主様……どうか背負い込みすぎないで下さい」

「っ!? クリスティナ……」

「主様が今回の件に責任を感じていらっしゃるのはわかります。確かにあの襲撃で学園の生徒たちにも教職員の方々にも多くの負傷者が出ました。……残念ながら警戒にあたって下さっていた騎士たちには多数の犠牲者も出てしまいました。私たちの敵、無為混沌の結社アサンスクリタの幹部の半分は打ち倒したものの、止む無く逃してしまった者たちもいます。主様のご友人は深く傷つき、人質に取られた家族の問題もいまだ解決していません。……失ったものは多く、得るものは少なかった」

「…………」

「事態は沈静化出来たとはいえ、踏破授業での一連の争いは私たち学園側に立った者としては完全な勝利とは言い切れないでしょう。勿論勝ち負けで判断出来ることではないとはわかっています。ですが……『もっと他に何か出来ることがあったかもしれない。動き方次第では被害を減らせたかもしれない』、主様はそう考えていらっしゃいますよね」

「…………」


 ……そうだな。

 予想を立て想定しそれなりに準備はした。

 ……だが足りなかった。


 だからラルフは傷ついた。

 僕のせいで。


「しかし、主様、私たちはすべてを失った訳ではありません」

「クリスティナ……」

「すべて、何もかもを失ってしまった訳ではないのです。反対に守れたものもあります。希望もまだ残されています。主様……いえヴァニタス様、貴方ならどんな困難も乗り越えていける。私はそう信じています。――――ですが、あまりお一人で辛い役目責任背負せおおうとしないで下さい」


 一人で背負せおおうとしている、か……。

 あまり自覚はなかったんだがな。

 

「主様」

「クリスティナ……そうか……」


 クリスティナのうるんだ瞳と見詰め合う。


 そんな時、執務室の扉の前でドタドタと慌ただしい音がした。

 さらにはメイドたちのかしましい声に混ざった……これはユルゲンか?


『お待ち下さい、まだお怪我が……』


 なんだ……今日は突然の来客が多い日だな。

 執務室の扉が開く。

 そこには――――。


「ヴァ、ヴァニタス……くん」

「……ラルフ」


 執事長のユルゲンやメイドたちに肩を貸して貰いながら現れたのは、まだ顔色の青褪あおざめたままのラルフだった。


 血で汚れた学生服の代わりに手術着のような薄い衣を着た姿。

 結んであった包帯が緩み僅かにはだけた胸元から、胸から背中にかけて貫通した火傷の跡の痛々しい様が微かに目に映る。


「……どうした? こんなところに。傷口は一応塞がったとはいえ相当な量の血液を失ったんだ。まだ体調は万全とは程遠いだろう? ……休んでいろ」

「ぼくも連れて行って」

「!?」


 ラルフにはこれからのことなんて何一つ説明していなかった。

 それでもラルフは確信を持って真っ直ぐに僕を見る。


 僕の行動を予測したのか……。


「ヴァニタスくんは……優しいから、もしかしたらオータムリーフ公爵家と決着をつけに行くつもりかと思ったんだ」


 はかなく薄く笑うラルフ。

 しかし、次の瞬間真剣な表情へと変わる。


 ラルフは覚悟していた。

 これから取り戻さねばならない者たちのために、取り戻せるかもしれない者たちのために、たとえ傷ついた満足に動かない体でも行動しなくてはいけないことを。


「ヴァニタスくんがもしぼくの予想通りのところに行くつもりなら。……ぼくも連れて行って欲しい」

「ラルフ、だがお前の体では……」

「オータムリーフには……推測に過ぎないけど、家族がいるんだ。家族が人質に取られている。うん、足手纏いなのはわかってる。……本当はぼくの問題なのにヴァニタスくんの手をわずらわせるなんて間違っているってこともわかってる。でもっ! ゴホッ、ゴホッ……」

「……無理をするな。違うんだ。アレは元を正せば僕の……」

「ううん、ヴァニタスくんのせいじゃないよ。ぼくがもっと強かったら、あの夜にヴァニタスくんの言ってくれたように勇気を持てていたら……きっと結果は違っていたはずだから」

「……だがお前の胸には消えない傷が残った。焼き切った際に傷ついていた片方の肺の一部も余計に切ら取らざる得なかった。……これからも後遺症は残り続けるだろう。呼吸はしづらくなり身体能力は以前より確実に落ちる」

「いいんだ。命が残っただけでぼくはいい」

「だが……」

「でも、もしヴァニタスくんがぼくに何か責任を感じているなら。……ぼくは許すよ。だってぼくたちは……対等な友だちだから」

「ラルフ……」

「ただ一つだけお願いがあるんだ。……ぼくの家族はまだ生きているかもしれない。父さんも母さんも弟たちも。だから、どうにかして救う方法を一緒に考えて欲しいんだ。難しいかもしれないけど、力を貸して欲しい。家族のみんなはぼくに取って何より大切だから」


 強い意思を宿した瞳だった。

 覚悟を定めた男の眼差し。


「主様」

「クリスティナ」

「主様にはこんなにも慕ってくれる方がいます。信頼して共に歩もうとしてくれる人がいます。だからあまり一人で背負い込みすぎないで。貴方は私たちの唯一のご主人様。でも決して一人ではないのです。貴方がすべての責任を負う必要などないのです。結果がどうなろうともそれは関わった私たち全員の責任なのですから」


 クリスティナはゆっくりと執務室全体を見回す。

 僕たちを見守る皆を見渡すように。


「それに、主様が自分の出来る範囲で精一杯尽くしていたことを私は知っています。この場にいる誰もがそれを知っている。主様の側には私たちがいます。私がヒルデがラパーナが、ハベルが、主様に仕える使用人やメイドたちが、アシュバーン先生やシア殿、ラゼリア様もこの場に集まって下さる皆さんがいます。ですから……自分を責めないで欲しいのです。私たちにも主様の重荷おもにを少しでも背負わせて下さい」


 ラルフの胸に残った傷跡は僕の罪であるように感じていた。

 多くの怪我人も、騎士たちの払わざる得なかった犠牲も、想定を上回られた至らなさも。


 勿論踏破授業を襲撃してきた結社の奴らが最も醜悪かつ本来責任を取るべき連中だとはわかっている。

 だがそれでも心の端に引っ掛かるものがある。


 僕の力が足りなかったせいだという考えが……消えない。


「主、元気、出す!」

「ご主人様……落ち込まないで、下さい」

「ヒルデガルド、ラパーナ」

「……ヴァニタス。そうだな、騎士たちは職務を全うし、自らの力を持って戦いその結果散ったのだ。勇敢に帝国の誇りを胸に抱いてな。故にその死は誰の責任でもない。……勿論あんなことを仕出かしてくれた敵は別だが。それも大半がシアの部隊や帝都からの援軍により捕まるか死亡した。つまりだ、そのことでヴァニタス、お前が責任を感じる必要はないんだ」

「ラゼリア……」

「……私はまだヴァニタス、貴殿との付き合いは浅いがそうだな。……私からも同じ言葉を贈ろう。貴殿のせいではないと。敢えていうならクリスティナ・マーティア、彼女と同じく私たち全員の責任だと。それにな、大人でもない一学生が一人で背負うべきものじゃないんだ。先程は庇われてしまったが……わ、わかったな。……もう気にするな」

「シア」

「……戦場では何が起こるかわからんものじゃ。誰であろうとどれだけの力を持とうがの。顔見知りがあっさり死ぬことだろうと日常茶飯事じゃ。いくら力があろうと失う時は一瞬、かくいう儂も何度となく友人たちを……大切なものたちを失ったものじゃ。その度に胸をむしられるような後悔と共に生きてきた。……お主はよくやっておる。自分の出来ることをしたんじゃ。嘆くことはない」

「……先生」


 気負い過ぎていたのか?

 少し強くなったからと何でも完璧にこなせると己惚うぬぼれていたのか?


 僕は……。


「クリスティナ、僕は……間違っていたのか?」

「いいえ、ヴァニタス様、貴方は大切なものを失いかけて少し……そう少しだけいつもの余裕を失いつつあっただけです」

「そうか……」


 誓いを果たせているのか?


 自分の本心へと問い掛ける。


 僕はクリスティナに相応しい主であることを誓った。


 強くあると。


 だがいまの姿はどうだ。

 僕はまだ弱い。


 でも……。


「主様、いつものように不敵に笑って下さい。傲慢で強引で誰にでも真正面からぶつかっていく貴方。私はそんな主様が――――…………なんです」


 クリスティナの優しく微笑む姿にふと頭に浮かんだ事があった。


 僕は思うがままにそれを口にする。

 気安く何でもないことのように。


「フ、そうだな。なら――――魔法世界の頂点にでも立ってみるか」

「主様……」


 頂点。

 これまでは目指してなどいなかった。

 名声になど、他人の評価になど興味が薄かった。


 いまもそうだ。

 他人、それも有象無象からの評価などそれほど価値を感じない。

 だが、強大な敵の集団が現れた以上力だけでなく他のものも必要だ。


 それにちょっと面白そうでもある。

 掌握魔法僕の力が何処まで届くのか試してみたい。


 だがまあ長い道のりになるだろうな。

 僕以上の実力者などこの世界には山ほどいるだろう。


 それもまたいいか。


「フフハハッ! フハハハハハハッ!! 頂点か! いいな! いいぞ、ヴァニタス! それでこそ我が未来の夫だ! 並み居る強敵を打ち倒し、立ち塞がる邪魔者を排除し、頂点に立つ! これこそ覇道を歩む者! ああ、やはり私の目に狂いはなかった!」


 どうやらラゼリアの琴線きんせんに触れたようだな。

 彼女は屋敷中に響くのではないかと思うほどの大声で喝采をあげる。


 だが中々どうして悪くない。


「…………それに、世界を変えるならそれぐらいの力が必要だしな」

「ヴァニタス……くん……」


 この世界が僕のクリスティナたち大切なものに不利なように。

 ラルフが平民故に貴族の権力に逆らえなかったように。


 僕が不愉快ふゆかいだと思うことがこの世界には蔓延はびこっている。


 なら変えてやる。


 無理矢理は……難しいだろうな。

 時間もかかるだろう。


 いままで人々の根底に根差してきたことだ。

 容易く変えられる訳がない。


 だがそれでいい。

 それでもいい。


 魔法世界の頂点に立つぐらいの力があればいつかは……。


 フ、まあ極論僕の手の届く範囲でいいんだ。

 気楽に行こうじゃないか。


 と、それはそれとして僕は忘れてはいないぞ。


「頂点に立つだけじゃない。僕はこの世界を楽しみたい。魔法を学びまだ見ぬ世界を知りたい。信頼出来る配下を増やし、交流を経て、色んなものを知りたいんだ。やりたいことがたくさんある」

「はい、何処までもお供します」

「主、ずっと、一緒、永遠!」


 クリスティナとヒルデガルドが真っ先に返事をくれる。

 それが心から嬉しかった。


「先生との魔法研究もまだ全然終わっていませんからね。まだまだ付き合って貰いますよ」

「ほほ、そうじゃな。まだ儂もヒルデガルドちゃんのように掌握魔法は使えんしの。老い先短い身じゃがまだまだ学ぶことは多いのう。お主といると本当に退屈せんわい」


 魔法の研究。

 あの初めて魔法を学んだワクワクとした感覚を覚えている。

 アシュバーン先生という研究仲間を得て先に進む感覚がひたすらに楽しかった。


「ラパーナ、君のこともまだまだ知らないことばかりだ。僕はもっと君のことを深く知りたい」

「あ……ぅ……はい、ご主人樣」


 色白い肌を真っ赤に染めるラパーナ。

 彼女とももっと親密になる機会が欲しい。

 僕は彼女のことをほとんど知らない。


「私との結婚も控えているしな!」

「ラゼリア……フ、返事は保留だ」

「保留でも構わないぞ! 私はいくらでも待つつもりだ!」


 ラゼリアなら本当に何年でも待ちそうだな。

 ……彼女の献身に僕も答えなければならない時が来ているのかもしれない。


「……ハベルメシア、お前のことも僕は忘れていないぞ。そろそろだな」

「……うん」


 僕たちのタイムリミットは近づいている。

 ハベルメシアが僕の奴隷でいる期間はあとほんの僅か。


 彼女が何を選択するにしても僕はそれと向き合わなければ。


「クリスティナ、僕が気づいていないことを良く指摘してくれた。――――ありがとう」

「いいえ、お礼など……主様の一番近くでお支えするのが私の歩くべき道ですから」


 大きな目標と小さな願望の数々。

 やりたいことが増えてしまったな。


 だがこれで方針は決まった。

 これからの対処の仕方も思いついた。


 といっても当初の予定とあまり変わりない。

 まあクリスティナのお陰で少しだけ肩の荷が降りたような感覚がする。


 いまなら何でも出来そうだ。


 そうして、さて動き出そうかという時にユルゲンが僕の側で恐縮したように頭を下げる。


「ヴァニタス様、ご歓談かんだんのところ申し訳ございません。一つお話が……」

「爺や……どうした?」


 冷静に見えるユルゲンだが、その実怒りを身の内に秘めているのが見て取れた。


 ……何かあったな。

 そう言えば屋敷の雰囲気が少し物々しい。

 ラルフを連れてきたメイドたちも何処か不安そうにして部屋の隅へと控えている。


「屋敷の外に帝国騎士団の騎士たちが見えています。何でもヴァニタス様が犯した罪について少々事情が聞きたいとか……」

「なんだと?」

「とある貴族の方の所有物奴隷を不当にあやめた罪だとか。最悪となればヴァニタス様ご自身の身柄も抑える事ができると豪語ごうごしております。……いまのところ屋敷の使用人たちで抑えてはいますが、彼らがこの屋敷に突入してくるのも時間の問題でしょう。いかが致しましょう」


 さて誰の差し金か。

 思い当たるふしはこれから向かうところにいるはずのヤツだが……。


形振なりふり構わずやってきたか。証拠の残りそうなことをよくもまあするものだ」


 騎士団へ嘘のタレコミか?

 となると偽の証拠ぐらいは用意していそうだな。


 僕がいまどんな状態か探りを入れに来たか。


「でっちあげの罪か! 碌でもないな! 騎士団も騎士団だ! 帝国の誇る精鋭たちがいいように利用されるとはなんと情けない!」

「それだけ追い詰められているということでしょう。私たちが、いえ、主様が怖いのです」

「……でも馬鹿だよねー。ヴァニタスくんがさ。騎士たちに包囲されたくらいで止まる訳ないじゃん」

「なんだハベルメシア、お前もわかってきたじゃないか」

「わかるよ。……だってずっと側で旦那様を見てきたんだもん」


 敵は様子見から転じてからめ手を仕掛けてきた。


 普通の貴族ならここで騎士団に止められ数日は拘束されただろう。

 悪ければそのまま罪を強制的に認めさせられ冤罪だろうと問答無用で処罰を受けることとなっていただろう。


 そう普通ならな。


「邪魔なヤツらだ。仕方ない、少し話をしてやるか」

「よし! なら行くぞ! 総攻撃だ! 蹴散らすぞ!」


 気合いを入れるラゼリアだが……。


「すまないがラゼリアはお留守番のままだ」

「ええ〜〜、ここまで盛り上がったのにか!?」 

「ああ、悪いな。それとリヒャルトのところにも連れていけない」

「何故だ!? 私も連れて行ってくれる流れだっただろう!?」

「まあなんだ。ここは僕の顔を立てて欲しい。リヒャルトとは決着をつけるがラゼリアの力は借りたくない。それにな。……僕はあくまでに行くつもりなんだ。過剰な力は必要ないさ」

「フフ、ヴァニタス、冗談が上手いな。お前のことだ。話し合いだけで終わる訳がないだろう? だが、わかったぞ。ならせめて屋敷に詰め掛けてきた帝国騎士団の連中は任せて貰おうか。奴らは私がここに留めておく」


 うむ、これでいい。

 リヒャルトとは僕が直接をする。


 ただすことがたくさんあるからな。


「ん? ああ言い忘れていた。ラルフ、お前死んだことにしてあるから学園に登校する時は気をつけろよ」

「え!?」

「その方が多少は目眩ましになるかと思ってな。生死不明の状態で学園には報告しておいた。いまにも死の一歩手前だとな。誤情報を流して僕が悲しみ嘆いているように受け取れば、少しは敵も油断してくれるかと思ってな」

「う、うん。いいんだけど……学園に戻ったらどうしよう……」


 先程までの覚悟は何処にいってしまったのか、いつもの弱気な様子に戻るラルフ。

 フ、その方が似合ってはいるな。


 さあ、まずは屋敷を包囲している騎士たちからか。


 そして次はお前だ。

 リヒャルト・オータムリーフまだ見ぬ敵よ、お前は僕を公爵家の邸宅で待ち構えているのだろう?


 それでも、恐怖から待ち切れずに帝国騎士団をそそのかし差し向けてきた。


 だがな。

 僕の歩みをその程度のことで止められると思うなよ。


 必ずお前に自らの罪を精算させてやる。

 報いを受けさせてやる。

 

「行くぞ」


 信頼するみんなの返事を背に僕は歩く。


 自らの道を。


 それがどれだけ困難な道でも構わない。

 険しく前人未到ぜんじんみとうの道だろうと進んでみせる。


 焦りも迷いも後悔ももうない。


 僕は後ろを振り返らず前へと踏み出す。











お知らせです!


なんとこの度拙作の書籍化が決定しました!


GA文庫様での書籍化です!!


これも日頃から拙作を応援して下さる皆様のお陰です!


ありがとうございます!!


まだお知らせ出来ることは少ないですが、これから続報等ありましたら近況ノートにて【お知らせ】という形でお伝えさせていただきたいと思います!


お待ちいただけると助かります!


これからもどうかよろしくお願いします!!

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