第百四十三話 リーズリーネ・スプリングフィールドと死を撒き散らすモノ


 何故私はこんなところにまで来てしまったのだろう?


 ……いえ、理由は明白です。

 ラゼリア様が私を必要とされたから。


 にも関わらず私は憂鬱ゆううつだった。


 何故?

 心を占める不可解な感情に自問自答する。


 でも……答えは出ない。






 平原を見渡せる高台で私は一人溜め息を吐く。


「そう不満そうな顔をするな、リーズリーネ」

「……ラゼリア様……申し訳、ございません」


 そんなにわかりやすかったでしょうか。

 だとしたら大変失礼なことをしてしまった。


「何、責めている訳ではない。謝罪は不要だ。……そんなに信じられなかったか? その割にはあっさりここまで来たではないか」

「……ラゼリア様のことは信じています。ですが私は……」


 敵――――無為混沌の結社アサンスクリタと呼ばれる秘密結社。

 帝国の裏で暗躍するという彼らが本当にこの一年生の踏破授業に姿を見せるのか。


 たとえラゼリア皇女殿下のお言葉だとしても私はいまだ完全には信じ切れないでいた。


 ……いえ、このようなことを考える事自体不敬だとわかっています。


 彼――――ヴァニタス・リンドブルムが帝国の民のために尽くしてくれた事実を私は知っている。

 ラゼリア様が熱く語ってくださった内容を私は忘れていない。


 しかし、それでも彼の予想は荒唐無稽こうとうむけいだった。

 学園の踏破授業に帝国の敵が襲ってくるなど、根拠も証拠もないただの予想にしか過ぎない。

 人によっては妄想と断じて一顧いっこだにしない考え。


 ……それでも信じるべきだ。


 皇族の方ラゼリア様のお言葉を疑うなどと。

 失礼極まりないことだ。


 なのに……私はこの後に及んでいまだに彼への猜疑心さいぎしんを捨てきれないでいる。


 いえ、これを無条件に信じてしまったら私はきっと……。


「ヴァニタスが来ると言った。なら私は信じて突き進むだけだ」

「はい……」


 自信満々に微笑むラゼリア様に私は何も言えなかった。


 この方は信じていらっしゃる。

 一点のくもりもなくヴァニタス・リンドブルムの言葉を正面から受け止めている。


 ただの学生の戯言ざれごとだと切り捨てず真剣に向き合っている。


 父に戦力を貸して欲しいと頼むラゼリア様は真っ直ぐに頭を下げた。


『私の未来の夫のために兵を貸してほしい』


 父は慌てふためき取り乱すも二つ返事で了承した。

 そして、ラゼリア様はついでとばかりに私を連れこの平原を見渡せる高台へと秘密裏に陣を敷いた。


 私自身は学園へは家の事情と理由を偽りここへ来てしまった。


 そして待っている。


 その時が来るのを。


「ほらな。ヴァニタスの予想通りだ」

「……本当に来るなんて……」


 彼方かなたに現れたのは首輪を付けた魔物の大群。


 様々な種類の魔物が混在した集団は、何処に隠れていたというのかその数は平原の一角を埋め尽くさんばかりに圧倒的な量を誇っていた。


 ……あれが私たちの敵であり、ヴァニタス・リンドブルムの予想した襲撃。


「フフ、さあ我らの出番だ。――――行くぞ」


 先を走るラゼリア様の後ろを私は進む。


 ヴァニタス・リンドブルムは正しかった。


 それが私の心をほんの少し高揚こうようさせる。


 不謹慎ふきんしんだとわかっていても、平原を駆ける度に跳ねるこの胸の高鳴りを止められなかった。






『私のことは気にせず撃て』


 ラゼリア様は私に自らの近衛騎士たちを預けると、魔物の軍勢の中心へと突撃していった。


 真っ先に狙われるだろうクリスティナヴァニタスの奴隷たちの助力に向かうという。

 これもヴァニタスとの約束の一つなのだとか。


 ……自分の奴隷たちに対して随分と手厚いものですね。

 皇女殿下を援軍に向かわせるなんて、なんて不敬な!


 ……でも少しだけ羨ましかったりも。

 いえ、いえリーズリーネ!

 余計なことなど考えてはいけません!


 何を私は……嫉妬……嫉妬でもしているとでも!?


 頭を振り馬鹿な考えを払い落とす。

 ……いまは前だけを見なくては。


 すぐに小さくなっていくラゼリア様の後ろ姿を見送りつつ私たちも足早に移動を開始する。

 残念ながら魔物の軍勢と私たちの待機していた場所は距離がかなり遠く離れていた。


 急がなければ。

 こうしている間も拠点や非戦闘員を守るべく教職員の方々や騎士たちは奮戦しているはず。


 ……それにしても本当に何処からあれほどの軍勢が?


 ここは平原、隠れる場所などほとんどない。


 私たちは常に警戒していた。

 情報系統の先天属性持ちに周囲の索敵を任せ万全の準備をしていたはず。


 にも関わらず出現する場所さえ悟らせない。

 何か絡繰がある?

 いずれにせよいまは敵を倒すことだけに集中しなければ。


 ですが……伏兵にだけは気をつけるべきでしょう。

 



 


 魔物の軍勢の側面へと到達した。

 幸い彼らは前を進むことだけを優先しているのかこちらに気づく気配はない。


 多くの魔物が逆に目隠しになっている。

 というより彼ら自体が奇襲されるとは思っていないのですね。


 ですが絶好の機会ではある。


 ラゼリア様は役割を真っ当するといった。

 ならば私もそれに答えなければ。


「貴方たちは少し離れていて下さい。――――一斉掃射を行います」


 突撃をいまかいまかと待つ騎士たちを下がらせる。

 彼らにも遠距離攻撃の手段はありますがこここそが私の出番でしょう。


 私が連れてこられた意味を示す時。


「……ふぅ」


 帝国には四つの公爵家がある。

 その内の一つ、スプリングフィールド公爵家は代々『春』に関する先天属性を有する。


 当主たるお父様は『春風』。

 姉様は『常春とこはる』。


 そして、私の先天属性は――――『春雷しゅんらい』。


 青紫がかった桜色の雷を作り出す力であり適性。


 さらに、もう一つ。


 範囲攻撃を得意とするからこそラゼリア様は私をこの魔物溢れる戦場に求めた。


「――――春雷の射手【連隊】」


 『射手』の先天属性。

 魔力によって弓矢を射る射手そのものを作り出す魔法。


 春雷がほとばしる。

 現れたのは体全体、手に持つ武器さえも雷で構成された無言の射手。


 大型の弓を構える射手。

 数は三十。

 連隊というにはあまりにも少ない数ですが、彼らは私の命を忠実に聞き、狙いを正確に射抜くいわば精鋭たち。


 右手をかざし目標を見定める。


 狙うは魔物の軍勢、その中衛から後衛にかけて。

 すでに拠点防衛のために戦っている者たちを避け軍勢の列に穴をあける。


「撃て」


 空高く弓なりに降り注ぐ春雷の矢。

 轟く雷鳴が魔物の軍勢を薙ぎ払う。






 この軍勢を率いる首謀者はすぐに見つかった。


 数度斉射した春雷の矢であらかた勢いを失った魔物の軍勢たち。

 中にはちらほらと結社の手のものと思われる者たちもいたが、彼らごと薙ぎ払った矢は一帯に僅かな空白地帯を生み出した。


 それでもまだ魔物たちは残っている。


 数が多い。

 帝国領内で一体これほどの数をどうやって用意したのか。

 ……やはり協力者の存在が大きいのでしょうね。


 拠点へと合流すべく進む中、魔物たちと騎士が争う戦場に場違いなほど冷気漂う氷の世界があった。


 そこに二人はいた。


 二人だけがいた。


「クロード先生……すみません、どうやら遅くなってしまったようですね」

「……リーズリーネ」


 地に倒れ伏すクロード先生は至るところに傷を負っていた。


 壮絶な戦いの結果と思われる傷。

 何事にも気怠げでやる気のないクロード先生がここまで……。

 生徒たちのために……。


 まずは早急に治療が必要ですね。

 騎士たちに治療を命じる。


 『オイ、待て! ぐっ……オレはまだ戦える! 援軍はありがてぇが生徒にだけ戦わせられるかよ! オイ! 待てって! はぁっ!? どこ触ってんだ!』と騒ぎ出すクロード先生はこの際無視します。


 ……というか重傷かと思ったのですが意外に元気ですね。


 私は目の前で魔剣とおぼしき剣を油断なく構える女性騎士へと声を掛ける。

 恐らくは彼女こそ結社の幹部の一人。


「フリーダ・アルテム……貴女がこれを?」

「私の名前まで……。知っていたとはそういう意味か。援軍が来ることを予期して。……私は上手く時間稼ぎに付き合わされた訳だ」

「ただの時間稼ぎに見えたのなら貴女は何も見えていないのでしょうね」

「…………」


 クロード先生の傷は逃げ回っていてできるものではありませんでした。

 苛烈なる争いに身を投じ己の意思を通した戦士の傷。


 私も公爵家の令嬢として少なからず負傷者の傷というものを見てきましたが、あれは決して後ろ向きな想いで戦って出来るものではない。

 何よりクロード先生のあの目を見てそう判断したのなら私は彼女を軽蔑けいべつせざる得ません。


 いえ、このようなことを仕出かしておいて好感など抱きようがありませんが。


「ああ、そうだ。彼は……戦っていた。生徒たちのために……己の命を賭して」


 主君殺しの騎士フリーダ・アルテム。

 元は帝国貴族の一員であるシュベルヒ侯爵家の騎士だったはずですが、その瞳には迷いが見える。


 ですが……。


「次は私がお相手を致しましょう。――――春雷の射手【轟弓】」

「そう、か」


 身の丈を容易く超える特大の弓を構える春雷の射手を作り出す。

 クロード先生の後は私が引き継ぎます。


 一触即発いっしょくそくはつの空気。


 しかし、フリーダ・アルテムの降した決断は思わぬものだった。


「……こうなっては仕方あるまい。魔物共も大分数が減ってしまった。……ネーレの『呪符』もあと僅かか。それにしてもあの女いつまで……いやいまはいい」


 呪符?

 疑問も束の間、空中へと紙の束らしきものを投げるフリーダ・アルテム。


 紙の束が燃える。

 次の瞬間何処からともなく現れる多種多様な魔物。


「「「ガアアアア!!!」」」

「予備戦力? 一体どこに隠して……」


 隠すというよりは呪符に封じ込めていた?

 それがいま解放されたとでも……?


 これが私たちが同じ平原にいながら気づかなかった絡繰ですか……厄介な。


「……『春雷』の魔法。私でも知る帝国四大公爵家、『四季貴族』の扱う魔法。であるなら真正面からではいささか分が悪い。……先程教師殿に傷を負わされてしまったしな」


 さらにこれを機とばかりにフリーダ・アルテムの命令にて雪崩れ込むように攻めに転じる魔物の軍勢。


 我がスプリングフィールドの騎士たちとラゼリア様の近衛騎士が相手をしてくれていたが、追加の戦力に抑えきれず後退を余儀なくされる。


 不味い。

 勢いに任せて押し切られる。


「一旦私の魔法で押し返します! 皆陣形を立て直して反撃に――――」


 騎士たちに命を降す一歩手前。

 ふと異様な気配を感じ取る。


 それは私たちの後方、丁度クロード先生たちが避難した方向から。


 何が……これは殺気?

 それも寒気のするような強烈な……。


「許さない……」

「フ、フロロ先生? い、一体どうしたのですか?」


 一年生の担任教師の一人、ベントマイル先生が救助していたはずのフロロ先生のあまりの異様な迫力に及び腰で問いかける。


「あれは一体……フロロ先生?」

「ば……バカ野郎! 全員フロロ先生から離れろ!」 

「え?」

「ごほッ、ベントマイル! お前もだ! 早くフロロ先生から離れろ! リーズリーネ、騎士たちを下がらせろ! いまのフロロ先生には誰も近づくな。近づけば――――死ぬぞ!!」


 死……。

 焦った様子のクロード先生のげきに呆気に取られる。


 しかし、クロード先生の焦りは本物だった。

 強烈な殺気がフロロ先生の小さな体から溢れんばかりに漏れ出している。


「許さない。許さない。許さない」

「何だこのプレッシャーは……」


 俯いたまま一歩づつ勢いを増した魔物の軍勢へと近づいていくフロロ先生に、普段のおどおどとした様子は微塵みじんも感じなかった。


「許さない……貴女たちのせいで……クロード先生まで……。生徒たちを……私の生徒たちを……貴女たちは! 貴女たちはぁ!!」






 ゼンフッド帝立魔法学園にはとある噂がある。


 フロロ・ケイトを本気で怒らせてはいけない。


 普段からおどおどとして大人しく、謝ってばかりで主義主張のあまりしない彼女。

 生徒想いであっても押しに弱く物語ストーリーの中でもヴァニタス生徒の横暴ぶりに意見も禄に言えず逆に言い包められていた彼女。


 争いとは無縁かつ不向きな性格の彼女に何故そんな噂が立ったのか?


 生徒たちの間だけでなく教員たちの間でも謎だった。


 だが、クロードは知っている。

 その噂が真実であることを。


 ヴァニタスが戦えば自分でも手を焼くだろう人物とは彼女のことだ。

 物語ストーリーの大半をうろ覚えの彼もこれだけは、あまりに印象に残っていた彼女の力だけは覚えていた。


 フロロ・ケイトは教師であり同時にヒロインである。

 それも他を圧倒するほどの力を持つヒロイン。


 かつての悲劇から己の生徒の死に敏感になってしまった哀れなる教師。


 その彼女が溢れんばかりの殺気を込めて宣言する。


「許さない。わたしの生徒を傷つける人は……死んで。――――死毒撒き散らせし毒雫蛙デスフロッグパレード


 フロロを中心に毒々しい赤黒い沼が出現する。

 フリーダの手により氷結させた世界すら上書きにする毒沼。


 ついで赤黒い沼から迫り上がるようにしてフロロの背後へと現れたのは一匹の巨大な毒蛙。


「何……だ、この魔法は……行け! あの女を止めろ!」


 フリーダの命を受け魔物たちが進軍する。


 フォレストウルフ、ポイズンスネーク、ロックリザード、アサシネイトホーク、オーガ、トロール。

 複数、多種混合の軍勢は一人の人間に差し向けるにはあまりに過剰な戦力。


 だがその勢いはあっという間に消え去る。


 毒液に触れた魔物が次々と死んでいく。


 群れで使役されたフォレストウルフが、頑丈な岩のような体表のロックリザードが数秒と持たずして死に。

 自らも毒を持ち耐性のあるはずのポイズンスネークですら苦しみから悲鳴を死に至った。


 筋肉質な体躯に膂力が自慢のオーガが身をさいなむ苦痛に泣き叫び、厚い脂肪に覆われ刃を通さない皮膚を持つはずのトロールが一歩進むごとに足元から溶けていく。


「ゲコ」


 空を飛ぶ魔物すら例外ではない。

 巨大な毒蛙の舌は空から奇襲せしアサシネイトホークを舌で絡め取り丸呑みにした。

 

 誰も何も毒沼の中心たるフロロ・ケイトに近づけない。


「なんだこの化け物は……」


 フリーダの呟きがすべてを表していた。


 死を撒き散らす化け物がそこにいた。

 戦場に死が溢れていた。






「クロード先生これは一体……」

「フロロ先生の……魔法だ」


 騎士たちと共に毒の沼から咄嗟に避難した先、いまだ負傷が治りきっていないクロード先生に私は思わず尋ねていた。


 触れれば死をもたらす魔法?


 魔法にしてもあまりに効果が破格過ぎる。

 それにフロロ先生があれほどの魔法を扱えるなんて私は知らなかった。


「……死を撒き散らす『雫』と『毒蛙』からなる魔法。極一部の教員しか知らないけどな。痛っ……はぁ、はぁ……フロロ先生の感情が限界を迎えるとああなるらしい」

「っ!? ご存知だったのですか」

「まあ、な。というより学園長から少しばかり聞いてた。フロロ先生に絶対に生徒の死を意識させるなってな。まさかああなるとは……。と、ベントマイルのヤツは……オイ、アイツ、フロロ先生に惚れてるくせに引いてんじゃねぇよ」


 は、はあ?

 教員の方々の恋愛模様はわかりませんが、確かにベントマイル先生はフロロ先生の殺気に腰が引けていた。


 ですが気持ちはわからなくもありません。

 ……アレは恐ろしい。


 というよりアレなら私が援軍に来なくとも……。


「ん……オイ、リーズリーネ、そうむくれるな。生徒に助けられるなんざ情けない話だが、オレが助かったのはお前が救援に来てくれたお陰だ」

「そう、でしょうか……」


 フロロ先生の毒蛙の魔法は結社の手のものと思わしき相手の放つ魔法すら飲み込む。


 ……遠距離攻撃すら効かないなんて。


「そうだ。間違いなくな。というかヴァニタスが万が一の時の戦力を用意するって言ってたがまさかお前とはな。びっくりさせやがって」

「私はどちらかというと誘われただけです」

「はぁ? あ……いやそう言えば皇族の騎士がいるってことは……痛っ……そういうことか!」

「はい、ラゼリア様と共に援軍へと来ました」

「……皇族を簡単に動かすんじゃねぇよ」


 皇族の方を気軽に使おうとするなどやはりヴァニタスは何処かおかしい。


「まあいい。それより……ここだけの話だがあの状態のフロロ先生はすぐにガス欠になっちまうらしい。お前の出番はまだある。……生徒に頼むのもおかしい話なのはわかってる。だが頼む、フロロ先生を助けてやってくれ。オレは……ちょっと動けそうもない」


 悔しげにいまだ痛々しい傷の残る手を握り締めながら感情の籠もった声で私へと頼むクロード先生。

 顔こそ背けていますがその声からは無念さがにじみ出ていた。


「となると後はヴァニタスか……こっちがこんな事態なんだ。アイツ無事なんだろうな? ……いやオレが心配することでもねぇか。アイツならどんな局面も切り抜ける」

「……はい。彼ならば……」


 クロード先生の独り言に思わず頷く。


 彼ならどんなことがあってもなんとかしてしまう。

 こんな事態になるまで疑っていた私ですらそんな信頼を抱いてしまっていた。






 彼でも見通せないものがあるとわかっていたはずなのに。











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