時代背景は超古典だけど中身は読みやすい上質のミステリー

切り口が名作古典のスビンオフで、尚且つミステリーものな処が新鮮で楽しめました!原作には出てこない?美少年紫苑君の活躍も、探偵と助手の関係性がしっかり活きていてテンポ良く読了できます。シリーズ化して内裏の事件や原作主人公の光源氏周辺の事件なんかもぐいぐい解決してくれないかな!と思いました。素敵な挿絵つきて書店でお会いしたい作品です。あと、源氏物語をかじったあと、頭中将が不憫なキャラだな~と思ったあなたにも読んでみてほしい。このお話の彼は、少なくとも魅力的な探偵で、イケメンでした!