一緒に食卓を囲む日常を通して、ゆっくり丁寧に恋を育んでいく素敵な二人！

二人で食卓を囲みおいしい食事を楽しみながら、一日一日、ゆっくりと丁寧に愛情を育んでいく孝太郎と春が、話を追う毎に本当にお互いのことを大切に思っているのが伝わって来てとても尊くて愛おしいです！

孝太郎のホストと春の漫画家という仕事的な都合も有りつつ二人の距離が縮まったりすれ違ったりするストーリー展開に、ドキドキしたり笑ったりの絶妙なテンポが面白くて、続きが気になり一気に読み進めてしまいました。

最初は敬語同士で会話していた孝太郎と春が、少しずつお互いの距離が縮まり話も進んでいくと、時折ふとした拍子に孝太郎が大阪弁になってしまう時があり最高にテンションが上がります！わー！今そこで出るんだ？！という、大阪弁の破壊力…！！

そして、主役の二人だけでなく登場人物が皆それぞれ個性があってとても魅力的です！
私も孝太郎のお店に行ってみたい！春の漫画を読んでみたい！この作品の世界に入り込んで、登場人物と一緒に二人の恋を応援したい！と、気持ちが世界観に入り込んでしまう楽しさを感じるのも、それぞれの登場人物の描き方が素敵だからだと思います。
毎話に出てくる料理のシーンもとても美味しそうで、読んでいて食欲も沸きつつ、心が温まる作品です！！