23枚目 キンエノコロ

 イネ科の植物、キンエノコロ。漢字では、「金狗尾草」と書くそうです。Googleレンズで調べたところ、8月から10月頃に見られるとの事。田舎の田んぼ道などを歩いていると、その脇に生えていますが、それ以外のところでも見られます。秋は紅葉や銀杏などの木々が目立ちますが、こう言う草も秋の立派な選手です。「赤」や「黄色」だけが、秋の色ではない。


 秋は「◯◯の秋」と言われる程に素晴らしい季節ですが、「こう言う草にも目を向けたい」と思いました。主役は、被写体の数だけある。どんな脇役も、その味方次第では主役になれる。写真は物事を写すだけではなく、その本質も写すのかも知れません。そんな気持ちで「撮った」とは言いづらいですが、それでも楽しい。ファインダーから見える世界、カメラのシャッターが降りる音は、何度聞いても楽しいです。今日も、そんな気持ちで撮りました。写真は、下のURLからも見られます。

 

https://kakuyomu.jp/users/azybcxdvewg/news/16817330664892882994


 時間は午後、太陽が西側に行く時間帯。カメラポーチの中に一眼レフを入れて、いつもの撮影場所に向かいました。撮影場所には何人かの人が見られましたが、僕とは違う方向に歩いていきます。僕も撮影時の注意(※相手の許可無しに人を写さない方が良いとの事)や、周りの景観をできるだけ壊さないようにして、被写体の撮影をはじめました。


 被写体の撮影は、楽しいです。写真は光の辺り加減や高さ、角度によって印象が変わるので、自分が「これだ」と思う写真を決めるのになかなか手間取ってしまいました。僕は撮影場所の中を歩いて、良さそうな場所があれば撮影、「また良さそうな物があれば撮影」を続けました。


 そして、今回の被写体を見つけた。被写体の名前は、キンエノコロ。狐の尻尾を思わせる、ふわりとした植物です。僕は味のある写真を撮ろうと、逆光よりで今回の写真を撮りました。逆光は、被写体を幻想的にするからです。僕は写真のズーム機能を使って、望遠側からカメラのシャッターを切りました。望遠側にすると、写真がぼけやすくなるからです。また、被写体に寄せる事もできます。


 僕は何枚かの写真を撮って、そこから一番良さそうな物を選びました。そして、いつものRaw現像。Raw現像からのJPEG変換です。現像終了は、至福の時。こうして、エッセイを書くのも楽しいです。書いて楽しい、撮って楽しい。これだから写真は、止められません。ううん、最高! 今度は、旅の写真とかを撮りたいですね。今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。



(読み方の勝手な要望コーナー)

 Canonさん、EOS R5の新型を出して下さい。お願いしますm(_ _)m

 ライカさん、もっと安くして下さい。買えません(涙)

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