おとなになるのは、はやい。
まだわからなくたっていいじゃない。
護らねばならない、戻らねばならないって、おとなのことば。
わかるし、蘇芳さんはとても賢いから、理解する。
でも、だめ、いやだ。どうして理解しちゃうの。
いやだいやだって、首をふって、彬くんと、摂理をこえて奔る手だってあるよ。それでも、きっと、ふたつの世界をみている存在は、怒らない。
いやだ。なんで、わかっちゃうの。
そんなに綺麗なキスのなかで。
作者からの返信
いっちゃん
うわーん!
もう、このあたりの彬とか蘇芳とか、ほとんど泣きながら書きました。
あ、いや、わたしの場合、実際は泣いていなのだけど
気持ちの中では号泣です、苦しくて。
13日の三十三話が変化球的な回なんです。
ど、どうしよう?
と思いながら、投稿予約をしました。
ああ、どきどき。
お互いに出会えるはずない人だった。
まだお互いを知らぬうち、引き寄せられて世界を越えた。
そして出会った相手が運命。互いに誰より引き付けられた。
それが理、あるべき姿。
二人は互いの愛を知る。
どれほど遠く離されても、強く強く引き合う二人。
それが理、あるべき姿。
奇跡でもなきゃ出会えない、二人の出会いは意味がある。
別れたままで終われない。
作者からの返信
土岐三郎頼芸さん
わ~~~~~
素敵なコメント、ありがとうございます!!!
引き合うふたりなんです。そう、でも、意味があるんです。
しばらくどうなるか分からない状況が続くし、13日公開予定の回は変化球が飛んで行きますが、お付き合いください。
よろしくお願いします!