母子家庭の私のOHANASHI!

@aniwota-tanaka

第1話

 私の父と母は私が四歳の時に離婚した。四歳の時とは言っても同棲を始めたのは私が生まれて三年半がたったときの事だったらしい。つまり同棲して三ヶ月で別れたということだ。まぁそれはおいといて、離婚した理由は聞いたけれどもちろん四歳の私に詳しく教えてくれるわけもなく、あの人が裏切ったのよ。とだけ一言伝えられただけだった。

 私は幼稚園に一応通っていた。ただほかの家庭とは少し違った。運動をさせてもらえなかったのだ。それは小さい頃から言われてきていたことでそれまでは不思議に思ってなどいなかった。しかし幼稚園にはいると「⚪⚪ちゃん遊ばないの?」ときかれたりもするわけだよ。そりゃあ悲しかったね。少しでも外に行こうとすると先生に止められてた。親に言われているのだそうだ。それは小学校に入っても変わらなかった。周りの対応はどんどん変わっていったけどね。体育の授業を休んだらサボりって言われていじめられるようになった。

 辛かったから親に言ってみた。「運動をさせてくれ」ってね。「あなたまで裏切るの」って言われた。何も言えないまま小学校、中学校、高校と過ごしていた。高校に入ってバイトをしたいって言った。そしたら「何をいってるの?私が一生あなたを養ってあげるんだからバイトなんてしなくてもいいでしょ?」

 私は前々から疑問に思っていることがあった。うちの親は一週間に一回ほど県外にいく以外で外出しているところを見たことがない。それならなぜ私を養えているのだろう。その疑問の答えは父の部屋に私宛てでおいてあった茶封筒のなかにかくされていた、、、




作者のメッセージ♥

 はいども。これかいた人です。好評だったら続き書くよ。はじめての作品だからおかしいところとかあったら指摘お願いします。コメント応援になります。お願いします。

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