初めての友達
「おはよう。奏ちゃん。」
「今日から学校だな。なにかへま起こすんじゃないぞ。」
わかってるって。
それじゃあいってきまーす!
キーンコーンカーンコーン
「みなさんおはようございます。今日は転校生がいます。奏さん入ってきてください。」
「はい!はじめまして。志滋魅中学校から転校してきました、奏です。よろしくおねがいします。」
「それでは奏さんは雁来さんの隣の席に座ってください。」
雁来くんか。仲良くなれるかな。
「よろしくね。」
「⁉よっよろしく。」
なんかびっくりしてる。なんでだろう。
〜休み時間〜
「はじめまして!莉々菜っていうの。何かわからないことがあったら聞いてね。」
心強いな。このクラスのリーダーみたい。私もこのクラスに早く慣れたいな。
〜下校時間〜
「奏ちゃん!一緒に帰ろ。」
「いいよ〜」
あれからすっごい仲良くなったの。
「そういえば奏ちゃん。よく直視できたね。」
「ん?なんのこと?」
「ほら。雁来くんのこと。私はイケメンすぎて直視できないんだよね。できるのは1部の男子だけ。」
「確かにイケメンだけど、私はタイプじゃないからな〜」
「そっか。でも学校女子全員が雁来くんのこと気になってるから気をつけてね。」
「女子全員って417人も⁉。」
「うん。まあ私は違うから416人だね。」
絶対気をつけよ。
私、奏はお兄ちゃん達になぜか溺愛されてます。 雨野しずく @amanosizuku
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