序章を読みました。
まず目に付くのは、主人公の悲惨さです。
気付くとそこは地獄、しかも冤罪の匂いがする。
ひょんなことで“力”を手に入れる訳ですが、ここですぐ「俺、強えェェェ!」とはなりません。
例えるなら『何でも切れる包丁』を手に入れたとしても、決して料理が上手くなるわけでは無いのと似てるでしょうか。
費やした膨大な時間、そして漸く手に入れたチャンス。
けれど心に秘めた“復讐”を遂げるには、どうやらまだまだ課題が残されていそう。
主人公は無事、復讐を遂げるのか?
それとも、そんな復讐など気にせず別の人生を歩むのか?
そして“力”が必要なくなった時、彼は交わした契約と、どうけりをつけるのか。
これからの展開が気になる作品です!