カクヨムのサポーター制度に関して素朴な疑問
小石原淳
第1話
カクヨムのサポパス制度って現状では、作者にギフトを贈ってサポーターになることにより、その作者の用意した限定近況ノートに目を通せるようになる、との理解で大丈夫ですよね?
読者が作者を応援できるよい仕組みだと思いますが、反面、現行のシステムでは読者にとって不公平が生じる気がするんです。
というのも、現行のシステムでは基本的に、あとからサポーターになる方が、初期からのサポーターよりも得なんじゃないかと思えるので。
具体的に述べますと、ずばり、読むことのできる限定近況ノートのコンテンツ数。
初期にサポーターになっても、その時点ではコンテンツは少ないはず(先行公開型のコンテンツや、定期的にコンテンツを削除して調整されている方は除きます)。最初期なぞ、ひと月分のギフトを贈って、読めるコンテンツは一つか二つがやっとだったなんてケースもあったのでは。
一方、あとから――たとえばある作者が限定近況ノートを開始してから一年後に、初めてサポーターになった人は、ひと月分のギフトを贈るだけで一年の間にたまった限定近況ノートすべてを読めるようになる。
かような、サポーターになるのがあとになればなるほどお得と言えるシステムで、読者の方々は不満を感じていないのか、気になります。
作者の立場としても、早い段階から応援してくださっているサポーターに申し訳ないような気がしないでもありません。
で、一つの解決策としてぱっと思い付いたのが、ギフト一つにつき、読むことのできる限定コンテンツ数に制限を掛ける、というもの。たとえばギフト一個でひと月の間に読める限定コンテンツ数の上限を三つとする、とか。
ただ、このようにギフト一つで読めるコンテンツ数を明確に決めると、作者と読者の間にいらぬ軋轢を招きかねないのかも?
たとえば、さほど限定コンテンツを用意しなくてもサポーターが着くような人気作家さんにとって、愛読者から「これだけギフトを払ったのにコンテンツを全然増やしてくれない!」なんてプレッシャーを掛けられるとしたら、まったくもって本意ではないだろうなと想像されます。
他にもっとよい案が浮かべば、要望として運営サイドに出してみたいのですが、なかなか思い付きません。(^^;
それでは。
カクヨムのサポーター制度に関して素朴な疑問 小石原淳 @koIshiara-Jun
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