これは苦しい。
頼朝、トラウマになりそうです。
八重姫は今も過去の時間を生きていたのか・・・
前話の図太い兼隆との対比が鮮やかですね。
大した恋慕の情があったわけでもないのに嫉妬心からつまらないホラを吹く兼隆。
かつての夫を想い続け、妻子がいることを知っていたのに、仲睦まじい姿を見て死を選ぶ八重姫・・・。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「過去の時間を生きていた」・・・その言葉が、ぴったりで、心に染みます。
軽薄な兼隆。思いが深すぎた、八重姫・・・。
北条政子が建てた霊殿は、今は、真珠院という御寺です。
そのホームページより・・・
「
「せめて我が身を投じて、将来共末長く不幸な女人たちの守護神となりましょう…。」
と、那木(なぎ)の一枝を取り、身を投じたと言い伝えられている。
今日に至るまで女性の守り神、パワースポットとして、里人の信仰を集めている。
」
於政は強くて優しい女性ですね。
八重姫の苦しみも、頼朝の痛みも全て真正面から受け止めている。
作者からの返信
ふでばこさん、コメントありがとうございます!
この時、於政……北条政子が建てたお堂が、今でも真珠院というお寺として残っています。
悪女として言われることが多い北条政子さんですが、自分はぜんぜん違う印象を持っていて、おっしゃられるとおり、まさに強くて優しい女性の印象です。たくさんの武士たちを魅了するような。
この時代の人の常として信仰深く、思いやり深く、まっすぐな人だったのだろうなぁ、と思います😊