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2023年3月23日 07:49 編集済
オンデマンド印刷された本に(ペーパーバック)と但し書きがついているのは、「元の本が上製本(ハードカバー=ボール紙が入った固い表紙の本)であっても、並製本(ペーパーバック=厚手の紙の表紙で、曲げることのできるソフトカバー)になっていますよ」っていう意味です。上製本は複雑で技術を要し、手作業の工程が多く残されているため、かなり高額になります。安くするため並製本に変更した旨の断り書きを入れる必要があるのですね。ア〇ゾンを見ると、もともと並製本だった本にも(ペーパーバック)の表記があるのが謎ですw昨年、私が実際に手がけたもので、46判200頁、本文1色、無線綴じ、カラーカバー仕様、200冊という自費出版本がありました。部数が少ないので、ある会社にオンデマンドの見積りを頼んだら、印刷見積りの半額以下の、とんでもない値段が出てきて、驚いたものです。なお「オンデマンド印刷」と言っていますが、インクによる「印刷」ではなく、その実態はトナー(粉)を使った「コピー」です。
作者からの返信
湖南 恵さん コメントありがとうございます。とても、ていねいな説明で、ありがたいです。僕も、「オンデマンド印刷」がコピーのようなものだとは思っていたのですが、印刷技術の進歩と値段のやすさは、すごいですね。ほっておけば消えてしまう本のデジタルデータが残るのもいいですよね。
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オンデマンド印刷された本に(ペーパーバック)と但し書きがついているのは、
「元の本が上製本(ハードカバー=ボール紙が入った固い表紙の本)であっても、並製本(ペーパーバック=厚手の紙の表紙で、曲げることのできるソフトカバー)になっていますよ」っていう意味です。
上製本は複雑で技術を要し、手作業の工程が多く残されているため、かなり高額になります。安くするため並製本に変更した旨の断り書きを入れる必要があるのですね。
ア〇ゾンを見ると、もともと並製本だった本にも(ペーパーバック)の表記があるのが謎ですw
昨年、私が実際に手がけたもので、46判200頁、本文1色、無線綴じ、カラーカバー仕様、200冊という自費出版本がありました。
部数が少ないので、ある会社にオンデマンドの見積りを頼んだら、印刷見積りの半額以下の、とんでもない値段が出てきて、驚いたものです。
なお「オンデマンド印刷」と言っていますが、インクによる「印刷」ではなく、その実態はトナー(粉)を使った「コピー」です。
作者からの返信
湖南 恵さん コメントありがとうございます。
とても、ていねいな説明で、ありがたいです。
僕も、「オンデマンド印刷」がコピーのようなものだとは思っていたのですが、印刷技術の進歩と値段のやすさは、すごいですね。ほっておけば消えてしまう本のデジタルデータが残るのもいいですよね。