第36話 ヒマラヤユキノシタ

 名前は、ユキノシタが付くのだけれど、大きさはだいぶ違う。どっしりとして、とっても大きい。地面に張り付いている感じだ。ユキノシタが軽自動車なら、ヒマラヤユキノシタは大型ダンプって感じがする。


 葉は、まるで皮のように、光っていて、肉厚だ。形は、丸い感じだ。


 生えているのは、我が家の、少し暗い所で、3月から4月にかけて、ピンクの大きな花をつけてくれる。成長がゆっくりだけれど、放っておいても枯れない強さがある。もう10年くらい放っておいてあるかもしれない。


 もう忘れてしまったくらいの花だけど、きれいで大きなピンクの花は良く目立つ。


 グランドカバーに使っても、勝手に増えないからいいかもしれない。つまり、管理がしやすい植物だ。


 しかも、暗い場所で咲くから、日陰の庭を明るくしてくれると思う。


 10年も放っておいたヒマラヤユキノシタなので、茎がくねくねと、伸びてしまっている。見栄えがちょっと良くないので、剪定できないか調べてみることにした。そうしたら面白いことが分かった。茎を切って、挿し木をすれば、そこから新しい芽が出て来るらしい。


 うまくやれば、ヒマラヤユキノシタの大増殖が可能のようだ。今年は増やすのを試してみてもいいかもしれない。と思った。


 【近況ノートへリンク】↓ ヒマラヤユキノシタ

 https://kakuyomu.jp/users/suzukaze3/news/16817330654302890009

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