第14話 ウクライナの空と戦争を知らない子供たち

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、今日2023年2月24日で、一年になります。


 平和のために、何もできない自分ですが、エッセイを書いて発信し始めた自分なので、今日はこのことについて書いてみようと思います。



 子どもの頃、『戦争を知らない子供たち』という歌を歌った記憶があります。北山修さんの歌詞でした。


 父や母、祖母や祖父の生きてきた時代は戦争があった時代です。それで、怖かった戦争の話をいろいろ聞いて育ちました。ですが、実際の戦争は経験してはいないのが、自分達の時代です。


 それで『戦争を知らない子供たち』を聞いた時は、まず自分達の事かと思いました。実はどうやら、もっと深い意味もあるようでは、ありますが。


 また、反戦歌と言われながらも、この歌は、歌詞の内容が甘いという声も上がったように聞いています。でも、自分の中では、平和を願う歌に間違いはないのです。


 歌詞のなかに


 青空が好きで、花びらが好きで、いつでも笑顔の……


と言ったフレーズが出てきます。


 これは、どうやら、

『平和でないと、青空を見たり、花びらを見たりすることなんかできない。だからこそ、青空を見たり、花びらをみたりできる平和な世界が良い』

という意味のようです。


 ウクライナの国旗は、空の青色と小麦畑の黄色です。


 ぼくも、青い空やきれいな花や歌が好きです。


 この歌を口ずさみながら、空を見て。この空の先にウクライナがあり、ウクライナの空にも青空が戻ることを願いました。




 

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