応援コメント

どうでもよろしいオマケ設定」への応援コメント

  • 吾妹子という美称がある、ということからこの時代(一夫多妻制)の人々の意識の背景が伺える気がします。

    吾妹子をきちんと愛せてこそヒーロー、に大変納得しました。

    こちらでは三虎は一貫して良い男ですね! 逆に古志加という存在がいかに三虎にとって難しかったのかも、より鮮明に見えたように思います。

    莫津左売の名前が、莫津左める――慰める、に由来するというところに何とも味わいを感じました。
    たおやかでありながら一本筋が通っている、彼女は本当に素晴らしい遊行女ですね。三虎を良い男にしたのは間違いなく彼女だと思いました。

    最後のオマケ設定まで楽しく拝読しました。宇曽追 照夫氏のご著者が大変気になります笑

    作者からの返信

    Skorcaさま

    物語を最後までお読みくださり、ありがとうございます。
    きらきらお星さまも、感謝申しあげます。

    現代でいうと、愛人、は、さげずんだニュアンスがちょっと入ってしまうと思うのですが、吾妹子は美称である、という事を知った時、かなりの衝撃でした。

    奈良時代ゆえ、吾妹子をきちんと愛せてこそヒーロー。これを書くのは、簡単ではありませんでした。
    納得していただき、嬉しいです。

    ここでは三虎、一貫して優しいです。
    莫津左売が商売女だからです。
    古志加は、三虎にとって、ずっと、難しい存在、でした。
    そして、三虎が少年から良い男に成長したかげには、間違いなく、莫津左売の愛がありました。

    宇曽追 照夫氏のことまで触れていただき、ありがとうございます(笑)

    慰める、と、なづさめる、は、違うようなのです。
    万葉集に、「奈具左米」(なぐさめ、と読む)と表記があり、慰め、と、なづさめ、は区別がされていました。
    慰めるから派生した言葉かしら?
    おおきな広い海のような心で、手でスリスリ、スリスリさすってあげるのが、「莫津左める」なのかと思っております。
    奈良時代の人なら、違いがわかるのでしょう。
    しかし、現代になるまでに廃れ、消え去った言葉。現代からは、そうなのかな? と想像するしかない言葉です。

    コメントありがとうございました。


  • 編集済

    遊浮島一つとっても設定が素敵です、そして美気女さんのやり手感よ。
    さて、次は~と、「読み方ガイド」を除いたら何だかグレードが上がっていて驚きました!
    鎌女さんの物語も気になるし、福益女さんも…ショートからコンプするのもあり、と嬉しい悩みで考え中です。

    追記:
    すみません! 変換誤字してました汗
    グレネードではなく、グレードでした!
    自分の書いてるお話でよく出てくる変換がもろに出てしまってあわあわでした汗
    修正しました。

    作者からの返信

    きんくま様

    オマケ設定まで目を通してくださり、ありがとうございます!

    遊浮島の設定を素敵、と言ってくださり、嬉しいです。
    遊行女は実際にいましたが、遊浮島は、言葉自体、私の架空ですので。
    三気女、やり手女です(≧∇≦)b
    国司さまを、こーろころ、掌で転がしました(笑)

    「読み方ガイド」手直ししたばかりです。グレネードがあがっているのに気がついてもらえて、やった♪ と喜んでおります。

    この後は、「三虎、立つ虹の」花麻呂の新婚生活をぜひご覧ください。
    その次は、福益売が幸せになる物語「いはゐつら」がオススメですよ♪

    コメントありがとうございました。

  • 遊浮島の設定、面白かったです。
    ちょっと史実かと思ってしまいました。
    民明書房みたいなアレだったんですね。

    作者からの返信

    プロエトスさま

    オマケ設定までご覧くださり、ありがとうございます。

    遊浮島、という言葉じたいが、私の想像です。
    (遊行女は実際に存在していました。)
    ここまで作りこまないと、莫津左売を描くことができませんでした。

         タイヘンダッタヨ‐(~O~;)

    コメントありがとうございました。

  • 男なんて生き物は女の尻に敷かれてちょうど良いのだと思います。

    しかしまあ、こう言った文化は世界各地にあるものです。仮にそれが人間の本質だとしても、私は一人の女性が居ればそれで良いと思ってしまいます。

    作者からの返信

    かごのぼっち様

    おまけ設定まで丁寧にご覧くださり、ありがとうございます。
    この短編を、一気読みくださり、感謝申しあげます。m(_ _)m

    「男なんて生き物は女の尻に敷かれてちょうど良いのだと思います。」

    舞台袖で、荒弓が両手をあげて、
    荒弓「同志よ!」
    と言ってます。
    薩人が、うんうん、と深く頷いています。(笑)

    「私は一人の女性が居ればそれで良いと思ってしまいます。」
    私もそう思います。
    自分にとってたった一人の人が、そばに居てくれれば、それだけで。

    コメントありがとうございました。

    編集済
  • 実際問題、こういう施設で女の子が足りなくなると神隠し装って浚ったみたいな話もありますよね(・・;)
    しかも昭和くらいまであったかもくらいな話で……

    出られないのは不憫過ぎるので、歩き巫女とか白拍子の方がいいかな~という気にはなります(^_^;)

    作者からの返信

    川野遥さま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    「こういう施設で女の子が足りなくなると神隠し装って浚ったみたいな話もありますよね(・・;)
    しかも昭和くらいまであったかもくらいな話で……」
    ううむ。嫌な話です。
    私の構築した物語においては、奴婢制度があるので、さらうのではなく、市で買ってくる、になります。
    それが良いって言うわけではなく。
    どうしても、そういう社会になってしまう……。

    「出られないのは不憫過ぎるので、歩き巫女とか白拍子の方がいいかな~という気にはなります」
    莫津左売は囲われた敷地から出られない生活だったので、そうかもしれません。

    コメントありがとうございました。

  • お疲れさまでした。
    愛深く、教養もあって美人と。これほどの相手からよく三虎を射止めることが出来ましたね古志加…。本編を読んで強く思いました。
    結果はあの通りになりましたが、本当に良く出来た人なので花麻呂と最後まで添い遂げて欲しいものです!
    あと、三虎は2人の幸せを最後まで守るのだ!!

    作者からの返信

    焔コブラさま

    おはようございます。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    物語の最後までお付き合いいただき、また、完結の寿ぎ、ありがとうございます。

    そう、古志加は良く、三虎を射止めることができたな〜、なんですよ。
    ひるがえって、古志加があれほど長く、三虎を落とせなかったのは、三虎コンプレックスだけでなく、莫津左売の存在も大きかった、という事です。

    莫津左売の恋は破れましたが、彼女もまた、物語のヒロイン。
    花麻呂というナイスガイと、最後まで添い遂げますよ!

    三虎、冗談ではなく、二人の幸せを見守ります。
    具体的には、花麻呂の仕事の上司ですから、奈良から帰国するたび、「生活乱れてないだろうな〜?」
    「変な女遊びとかしてないだろうな〜?」
    「仕事ぶりは真面目なのか? ああん?」
    と影からこっそり花麻呂のみをチェックしてます。怖。

    コメントありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    ついつい、終話の「完」の文字に目が眩み、その後の濃厚なあとがきをすっ飛ばしていました!申し訳ないΣ(゚д゚lll)
    しかし宇曽追先生、良い仕事をされます!
    このような時代の徒花達にスポットを当てて、庶民の生を詳らかにしてくださるとは...(^^;)
    しかし美気女さん、女性達に教養を叩きこむとは、お目が高い!
    きっと能力ある女性は、西洋で言うところの高級娼婦のような立ち位置で、男達を魅了してやまなかったのではないかと想像してしまいます(^^)
    莫津左売さんも学識深く、そして慎み深く美しい、そんな素敵な存在。
    作品のヒロインとして相応しいですね。花麻呂君への最大の御褒美。
    まあ、こちこち三虎さんには、明朗活発な太陽のようなコジカちゃんの方が良いのかも知れませんね。振り回して、本音を抉り出して。
    いずれも劣らぬヒロイン、素敵な作品をありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾

    作者からの返信

    たけざぶろうさま

    こんばんは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    はっはっは、普通、完、で終わりですよね。
    私はそれでは物足りないのですッ!
    あとがきが欲しい、と思ってしまうのです。
    あとがきと、オマケ設定は分けてしまいたい、と思うのです。
    分かりづらく、申し訳ありません。(;^ω^)

    宇曽追先生にスポットライトをあててくださり、ありがとうございます。
    美気女の理想として、教養を女たちに叩きこみ、才能がある女は、高級娼婦に仕上げました。目のつけどころが良いと、私も思います。

    「莫津左売さんも学識深く、そして慎み深く美しい、そんな素敵な存在。
    作品のヒロインとして相応しい」

    と言ってくださり、嬉しいです。
    莫津左売は、そのとおりの女性で、「あらたまの恋 ぬばたまの夢」に沢山登場させると、古志加と莫津左売、二人のバランスを上手く保てるビジョンが私に浮かばなくて、完全に物語を別立てにしました。

    「花麻呂君への最大の御褒美。」
    全くそのとおりです。(笑)
    花麻呂はハフハフ尻尾ぶんぶんのワンコと化しております。

    三虎争奪戦。最後は、古志加が、三虎の全てをつかまえました。
    無邪気にぶんぶん、三虎を振り回し続け、愛され続ける古志加です。

    オマケ設定にまで、コメントを賜り、ありがとうございました。

  • 完結お疲れ様でした╰(*´︶`*)╯♡

    今更ながら、ふと…… それも個人的に勝手に思いましたが……

    莫津左売の魅力は、この様な短編だからこそ最大限に伝わった様な感じがしますね(^^)

    短く! バシッと! 簡潔に、直接的に読者に伝える!

    本編読んだ後だからかもしれませんが、

    自分は凄い、この作品を楽しめました!

    ありがとうございました!(^^)

    作者からの返信

    アニマルさま

    こんにちは。
    ようこそ、いらっしゃいませ。

    完結の寿ぎ、ありがとうございます。

    また、素敵なレビューと、お星さま、感謝申し上げます。

    儚くも強い遊女、莫津左売。ファンと言っていただき、本当ーに嬉しいです。
    この物語は、短編だからこそ、良い。私もそう思っていまして、そこをアニマルさまにバシッと言っていただき、わかってもらえた〜、と嬉しさでいっぱいです。

    「凄い、この作品を楽しめました!」

    と言っていただき、舞台袖の莫津左売もにっこりと笑っています。

    コメントありがとうございました。

  • 莫津左売が、すっごい短編読切ヒロインだった。もっとこう、三虎を愛しているけど少しドライな完璧美人だとばかり。よく勝てたな、古志加……

    どうしてもライバル的な感じで見てたけど、百八十度印象変わりました。なんて対極な切ないヒロイン枠……

    作者からの返信

    星城 雪明さま

    はい、莫津左売も、きちんと「短編読切ヒロイン」です。
    本編では徹底して影の女として書いたので、もう全然、人物像がわかりませんでしたよね。
    (古志加と莫津左売は、徹底して接点がないので、これで良し、と思っています。)

    私は、膺懲→三虎、吾が夫→本編
    の順番で書きましたので、
    この莫津左売の物語を書いてる最中と、
    本編の途中くらいまで、
    「本当に、これ古志加、勝てるか?」
    と、けっこう冷や汗をかいておりました。(笑)

    莫津左売、切ないです。
    私は、古志加も莫津左売も大好きです。

    コメントありがとうございました。

  • ここまで読ませていただきました。
    切ない恋、男心は気難しく、そして、女心も複雑で……。本編を見て、ああこんな背景があったのだなと読んでいて莫津左売の気持ちが切なくなりますね。
    とりあえず、三虎には追加でダブルラリアットかなと。主に莫津左売と古志加を泣かせた罪で。シャドーボクシングをして温めて、改めて三虎に殴りかかりたいなと思いました。
    サイドストーリー、面白かったです…

    作者からの返信

    アワインさま

    「切ない恋、男心は気難しく、そして、女心も複雑で……。」
    と言っていただき、ありがとうございます。

    そう、それが書きたかったのです。

    そして三虎、すでにそこで大の字になって倒れて、意識がないようですが、あれは一体……。
    ………。

    ワタシハ、ナニモ、ミナカッタ。

    コメント、ありがとうございました。

  • 美気女さん、すっごいやり手!
    いや、これは一般的な日本語のやり手という意味、決して吉原の遣り手ではありませんよ!笑
    でも結局「遣り手婆」になっているような・・・?

    吉原では「年季があける」というのがあったと思いますが、こちらではないのですね。
    でも給仕女として働き続けれられるなら、それがある意味年季があけたと同等かなあ。

    作者からの返信

    綾森れん様。

    わーっ!! こちらの返信が抜けていた! 申し訳ありません。

    奈良時代の春をひさぐ女、実はあまり実態がわかりません。
    あまり資料がのこってないからです。(そりゃそうだ。誰が残すんだ。)
    国司の現地妻として、「遊行女」がいたことはたしかで、遊行女の詩が残っています。

    ……人数とか、業務形態、謎。
    でも、どうしても、物語で描きたかったので、架空でここまで設定して、描きました。
    三気女は遣り手婆で、あってます。

    奴隷がいた時代なので、吉原より、奴隷労働が入っています。年季、ありません。
    でも、それだけじゃああんまりなので、(女の私が辛いから)
    少し、辛いだけじゃない、も、ミックスして作りました。

    それでも、辛い世界ですけどね……。

    コメントありがとうございました。

  • こんにちは!

    三虎ったらもう優しいんだか悪ガキなんだかわかりませんね!難しい男心!(*≧∀≦*)
    なづさめちゃん、花麻呂んとこに行って正解だったかもですね!

    あーでも!こじかちゃんを差し置いて!三虎となづさめちゃんが一緒になる世界線も見てみたかった!絶対酸っぱくて、激甘なんだろうな!

    またまた、ええもん見さしてもらいました。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

    作者からの返信

    虎の威を借る正覚坊様。

    こんにちは。ようこそ、いらっしゃいませ。
    わーい、莫津左売の物語にも目をとおしていただき、嬉しいです。

    三虎はね、良い男なんですよ。
    本編に描かれないところで、ずっと、こんな、美女がいて、優しくされ、優しくしていたのです。
    しかし莫津左売は、三虎の「妹も妻もいらない」を崩すことができませんでした。

    「三虎となづさめちゃんが一緒になる世界線も見てみたかった!絶対酸っぱくて、激甘なんだろうな!」

    そう言ってもらって、幸いです。そこまで持っていく、と決めて、書いていましたので。

    落ち着くところに、全ては落ち着きました。
    花麻呂は、莫津左売だけを愛してくれるので、やはり、この道で、良かったのです。

    ええもん見さしてもらいました、と言っていただき、嬉しいです!
    この莫津左売の物語も、とても気に入っているものです。

    コメントありがとうございました。