後編への応援コメント
企画への参加が遅れ、改稿前の作品を読んでいないのですが、引き込まれる世界観の作品でした。
舞台装置としての若年性アルツハイマーは「なるほどな」と感心いたしました。
他の方へのコメントによれば、表現したかったのは初恋の甘く切ない気持ちだとか。
であれば、いっそのこと天国の弥生さんに宛てた手紙の形式で書くのもひとつの手だと思います。
書簡体小説という枠組み、小説の技法を使うことになるので、フィンディルさんの分類上では北寄りと判断される可能性がありますが、主人公の心情をストレートに表現できるのではないでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
書簡体小説といった形でのチャレンジはした事ないですね。
参考にさせていただきます。
後編への応援コメント
神楽耶 夏輝様
両想いの二人が些細なことをきっかけに離れてしまい、添い遂げることができなかった。だが、人生の先で思わぬ心の再会を果たすと言う物語。若年性アルツハイマーに侵された彼女が、最後に心に留めていたのは果たせなかった恋心。それを知った主人公が、この先の人生を彼女の想いを抱えて生きていこうと決意する物語。
静かな余韻と人生のままならなさをしみじみと感じさせる悲しくも温かい物語だと思います。
ただ……神楽耶さんが、西寄りに書きたいと思っていること、この先もまた改稿にチャレンジしたいと思っていらっしゃるようなので、辛口コメントを失礼しますね。
今のままだと、北だなと思います。西寄りにもっと持っていきたかったら、しみじみとした余韻が必要です。その余韻を阻害しているのが、一例で言えば前編の、彼女の御主人からの手紙を読んでクエスチョンマークが浮かんだと言う表現。これはエンタメ的表現のような気がしています。戸惑う、不安定な気持ちになる、驚きで目を見開く、眉間に皺を寄せるなどの言葉を使って表現したほうが西寄りになるかと。ココは特に、彼と、過去に無理やり置いて来た彼女との再会に繋がるので、もっと彼の戸惑いが強く出るところなのでは無いかとも思いました。
後半で言うと、第二ボタンのことが、二人の仲を引き裂くきっかけになったと知った時の反応。軽いなぁと。ここはもっと衝撃を受けるはずです。彼はその後、携帯で何度も彼女を責めていましたよね。でも、本当の理由は彼の落ち度にあったわけです。物凄くショックを受けると思うし、それがきっかけでこんなに二人は遠くまで離れてしまったとしみじみ思うのではないかと。そうしたら笑えないじゃないかなぁと。ご主人への気遣いとして笑ったとしても、引きつった笑いになるのではと。
そんな彼の心の葛藤や衝撃を、そのままストレートに書くのでは無くて、表情や仕草で書いて行間を読ませるように書くと西寄りになってくると思います。
素材のテーマは十分西だと思うので、もう少し安易に置いてしまった言葉を書き換えていけばいいのではと思いました。
後、焼香は違うような気が『線香をあげる』ですね。
そして、彼女の御主人が凄くカッコよいと思いました(笑)
色々言いたい放題書いてしまいましたが、私自身も改めて気づかされたことがたくさんあって。作品のテーマは大好きなテーマです。楽しませていただきました。
作者からの返信
返信遅くなり申し訳ありません。
細かい部分まで読み込んでくださり、心より感謝いたします。
ご意見も大変参考になり、今後の課題と改稿にぜひ活かしたいと思っております。
お時間をとっていただき、改めて感謝申し上げます。
この作品で一番表現したかったのは、初恋の甘くて切ない気持ちです。
それを表現するのに、若年性アルツハイマーという舞台装置は大きすぎたかもしれないと反省しています。
できれば文芸に寄せたかったのですが、主人公の一人称視点と言う事もあり、等身大の主人公を描きたかったというのもあります。
その上での言葉選びでした。
この頃、エンタメばかり書いていたので、読者を引き込む事にばかり熱心だったかもしれません。
最後まで楽しんで欲しいという思いから、こういう作品になりました。
フィンデルさんもおっしゃってますが、最終的に作者が西だと言えば、西。確かそう書いてらっしゃったと思うので、これが僕の西と言う事で^^
後編への応援コメント
リアルさと物語的な美しさのバランスが良いなと思いました。フィンディルさんの解釈を見た後なので方角については、ははあ、なるほど泣ける系の北とはこういう感じの作品なのかぁ、と。下手な書き方になると過去で相手方は亡くなっているとはいえ、不倫っぽいっていったらあれですが、偽善っぽくなりそうなのですが、この作品はそういういやらしさがなくていいなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます^^
方角、最初決めたはずだったんですが、書き進めると見失いますね(笑)
恋愛小説でありがちな、ヒロインが難病により死ぬ、みたいなのは回避したつもりだったんですが、読み手にはそんな風に見えてしまうかもしれませんね。
この作品はもうしばらく寝かせてなら、また再び向き合いたいなと思います。
後編への応援コメント
ああ、こりゃすごいです。
とんでもなくすれ違ってしまった二人の思い出の話ですね。いや、素晴らしい。
これ若干俺の経験と重なるところありますよ。まあ俺の場合相手は死んでませんし病気にもなってませんからなんかのはずみで再会したりするかもしれないなとか思うことあるんですけどね。
この感覚は多分女の人には理解してもらえないでしょうね。
いや、しかしナツくん腕を上げましたねー。これは素晴らしいですよ。お見事でした。
作者からの返信
めっちゃ嬉しいです!満点のお星さまも!!ありがとうございます^^
いやぁ、僕も半分は自分の経験ですね。
もちろん、僕も相手は死んでないですし、病気でもないんですけどね(笑)
女の人にはわからない感覚でしょうね。
多分、怒る人もいるんじゃないでしょうかね。
奥さんいるのにとか、言われそうですよね。
これはもう意地になって頑張って改稿しましたので(笑)
褒めていただけてめっちゃ嬉しいです!!
後編への応援コメント
自主企画から拝読いたしました。
読んでいて心に強く響く、甘くも切ない初恋のお話でした。
最後の、弥生さんが遺した手紙を読みながら、主人公がその手紙に答えるように、自分の想いや昔のことを語るシーンがとても良かったです……!
私は初参加なので方角は詳しくありませんが、私は北北西かなと感じました。
作者からの返信
読んでいただき、丁寧なコメント、お褒めの言葉、評価★までありがとうございました。
企画初参加で勝手がよくわからず、主催者様の意図とは違う動きをしているかもしれません。
もしご迷惑をおかけしていたならすみません。
僕はこれまで、読み合いの自主企画には参加してこなかったんですよ。
好みじゃない作品も読まないといけないっていうプレッシャーになりたくないというのと、自分の作品を好みじゃないなと思いながら読まれるのもイヤで。
けど、今回参加してみて、とてもよかったなって感じます。
あえてこれまで避けて来た作品も読んでみたら面白かった、刺さったという感覚にも出会えました。
企画慣れされてる方は、感想もお上手で、心折れる事なく今後の執筆の励みにもなりました。
泡沫さんの作品、とても素敵でした。
ご縁があってよかったなと思ってます^^
ありがとうございました。
前編への応援コメント
ストーリー性が深く刻まれているように感じました。言葉のチョイスなのか、順番なのかは私にはわかりませんが、しごく突っかかりなく読めるようになってます。突然の手紙、そこから何が起きたんだろうとワクワクして、そして後はもう展開に揺さぶられ、主人公の気持ち、ご主人の誠実さと、亡くされた奥様への愛と、奥様の生きた足跡の一つを大切にしたいと言う深い想いに心打たれました。まるでお茶を入れるよう、、火をつける、このフレーズが何かとても悲しくて愛おしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
文章はけっこう精査しました。
物語を伝えるのに必要か必要じゃないか。
普段、言葉足らずな事が多いのですが、今回は初稿では盛り込み過ぎてしまって、意図が上手く伝わらなかったように思います。
比喩表現、好きなのですよ。
多様すると、読者にストレスを与えてしまうので、気をつけてはいますが。
お茶を入れる→お客さんが来た時にする当たり前の行動、という意味でろうそくに火を点けた。
確かに、切ないですよね。
亡くなった事は不幸だけど、それが一年経ち、日常になっている。
だからこそ、奥さんが書いた手紙を初恋の相手に届けようという思考になったのではないかと思います。
旦那さんも色々と、乗り越えたのでしょうね。
編集済
後編への応援コメント
甘じょっぱい!場面がするすると流れ、感情がじわあってきました。ああ、思い出してしまった!話した事もない相手に初めて体育館の裏に呼び出してチョコレートを渡した。そして振られた。あの時のどうしようもない恥ずかしさと胸の鼓動、狂おしいほ恥ずかしい気持ちとちょっとの切ない気持ち。何十年も前のことなのに、生々しく蘇るその記憶そしてその時の感情も。この作品を読んでくっきりはっきりまた今更思い出して恥ずかしい、痛い私にとっての黒歴史。だけど、それが、この物語を読見終わった後には宝物にしたいと思い直しました。
人物も丁寧に描かれていて、ああ、学生服の第二ボタン、、、それさえが甘酸っぱい。ああそうだったのかと物語としてしっかり伝わりました。疑問も解き明かされ4話読んだような贅沢な面持ちです。
クリアでよどみなく読めて大満足です。
作者さんの発想力と構成力にまた驚かせられた。心を動かされる物語をありがとうございました。
そしてとても美しい純文学(が何かは知らないですが、そう呼びたい。)になったように思えてます。
素晴らしいです。
作者からの返信
そう!そういう事を読者に思いださせたかったのです(笑)
初恋って本当に上手くいかないって事が多いんじゃないでしょうか。
でも、純粋になりふり構わず恋をした。
そんな切ない思い出。
純文学を目指したかったのですが、エンタメっぽくなってしまいましたね。
実を言うと、この作品はもう葬ろうと思ってました。
けど、物語は生まれてきただけで価値がある、と、教えてくれた方がいて、推敲して再掲する事を決めました。
自分自身が生み出した物を大切に思える事が大事かなと思いました。
2度のお付き合い、ありがとうございました。
初稿より良くなったと言って頂けて嬉しいです。
後編への応援コメント
こんばんわ! 後編を拝読いたしました水木レナです。
あれっと思いました。
心情が丁寧に描かれています。
半面ラストがそうでなかった分、胸に刺さるのです。
西? 西なのか!? 丁寧な思考誘導から北かなアと思っていたので焦りました。
タグは――北西! そうか。
残念なのはヒロインがもうこの世にいないという点ですね。
そう思わせる点で御作は上手くなさってると思います。
読後感が甘いのか痛いのかわからないです。
しかしお見事でした。
作者からの返信
ありがとうございます。
痛いのか甘いのかわからない、複雑な読後を狙いました。
もう、この世にいないからこそですね。
いないからこそ、知り得た彼女とのすれ違いです。
黒歴史が、甘くて切ない思いに変わった瞬間でした。
読了、ありがとうございました。
前編への応援コメント
兄弟啊!您的故事总是像奇迹一样。
就在前一个星期,中国网络上报道了一则新闻。在北京发现了一个19岁的阿尔兹海默症患者。也就是青少年老年痴呆症患者。这是一个很悲伤的病症。不过这个病症是不会导致死亡的。
我妻子的大姨母和二姨母都患了这种病症。这种病症的的最大症状就是失忆,患了这种病症后很容易迷路走失。并且比较奇怪的是一般患了这种病症的病人,身体的其他地方都十分健康,精力十分旺盛!叹气!当然不能说这不是好事。但是,正因为这种病人的身体机能太好了,所以这种走失的病人十分难找到。
所以为了防止这种病人走失,出门的时候要时时刻刻的牵着病人的手。这也算是一种非常无奈的浪漫了。
另外这种病人十分胆小。不过也可以理解,身边都是陌生人,难免会越来越缺乏自信!
好了!难得今天想放纵一下!再聊些别的。
兄弟,日本现在写信的人还多么?还有人写情书吗?
现在在中国几乎没有人再写信了。我看到您的这个故事。说实话,真的是感慨良多啊!我上初中和高中的时候,当时手机在中国还没有普及,所以还有很多人使用书信作为传递感情的手段。“我爱你!”“我喜欢你!”这些字句难免显得就很单薄了。所以一封包含爱意的情书就是十分必要的了。
我记得我家就有一本书,书名就是《情书大全》!大笑!
因为我当时文笔还行,所以我曾经在学校里做过代写情书的工作。写一封情书收费大概一百日元左右。生意很不错!我当时抽烟和喝酒的钱一部分就是这样赚来的。大笑。
不过,随着手机的普及,情书这种东西也就退出历史了。我记得最后代写的一封情书是替我高中时班主任老师的儿子写的。这也是我写的最好的一封。因为我的初恋就是我高中班主任老师的妻妹。这也算是把我自己的感情代入进去了吧。苦笑。
看到您这个故事后 ,我在想。如果我去写的话,从哪里下笔呢?
按照中国的情况的话,我可能会以接到陌生人(初恋丈夫)的电话作为开端。这样更显示手写情书的珍贵(因为,在中国已经没有人再去手写信件了)!
然后我会淡化男主角对初恋的感情。我是这样想的,虽然酸酸甜甜的初恋是难以忘怀的,但是这种感情随着时间的流逝,也从根本上发生了改变。就像我自己,回想以前的恋情。也只会感叹一句“真好啊!”。但是,说现在是否还有当初的爱意!恨意!以及一些悔恨之类的东西。我想是没有的。因为那些都已经尘封在过去了!
再有,对于初恋对象的容貌。我想我会重点描写一下!但是,在我记忆中出现的容貌和初恋对象的容貌应该会有很大的区别!人都是感性的生物。都会在大脑中自行保留最美好的印象,把自己认为最美好的事物进行美化!
我曾经有过这样的经历。应该这也是中国谚语“情人眼里出西施”的原因。没有爱了,曾经眼中最美丽!最可爱的容颜也就不再了!
最后!!!
兄弟,可能每个人有每个人的看法!
我更喜欢您写的第一版那个故事!我强烈要求把第一版也发出来!!!
爱!不需要原因!不需要解释!第一版那个故事就是爱!很强烈。
不需要去细致的描绘误会,曾经的感情多么刻骨这类理性的东西。
爱就是爱!没有理由!哪怕过程再肮脏。最后爱的那一刻依然璀璨!
现在重新改版之后的这个故事,有点刻意的去用理性的眼光看感性的感觉了。虽然,更容易理解了。但是却扼杀了更多的可能性!用一种死心塌地的初恋之爱,扼杀了更多的感情。
第一版真的很朦胧。但是就像那句“月色真美!”一样。感情更加的复杂!感情更加的充沛!也更让我心动!
我再次强烈推荐第一版!!!
兄弟よ!あなたの物語はいつも奇跡のようです。
つい1週間前、中国のネット上でニュースが報じられた。北京で19歳のアルツハイマー病患者が発見された。つまり青少年アルツハイマー病患者です。これはとても悲しい病気です。しかし、この病気は死を招くことはありません。
私の妻のおばさんとおばさんはみなこの病気にかかっている。この病気の最大の症状は記憶喪失で、この病気にかかると迷子になりやすい。そして奇妙なことに、一般的にこの病気にかかっている患者は、体の他の場所は非常に健康で、精力が旺盛です!ため息!もちろん良いことではないとは言えません。しかし、この患者の体の機能があまりにも良いだけに、このような迷子の患者は見つけるのが非常に難しい。
だからこのような患者が迷子にならないように、外出するときは常に患者の手を繋いでいなければならない。これも非常に仕方のないロマンチックです。
また、この患者は非常に臆病だ。しかし、周りが見知らぬ人ばかりで、ますます自信に欠けるのは避けられないことも理解できます!
よし!せっかくだから今日は放縦になりたい!他の話をしよう。
兄弟、日本で今手紙を書いている人はまだ多いですか。ラブレターを書く人はいますか。
今では中国で手紙を書く人はほとんどいません。私はあなたのこの物語を見ました。正直、本当に感慨深いですね。私が中学生と高校生の頃、当時はまだ携帯電話が中国で普及していなかったので、感情を伝える手段として手紙を使う人もたくさんいました。「愛してる!」「好きだ!」という言葉は、どうしても薄っぺらに見えてしまいます。だから愛を込めたラブレターが必要です。
私の家には『ラブレター大全』という本があるのを覚えています!大笑い!
私は文筆がまあまあだったので、学校でラブレターの代筆をしたことがあります。ラブレターを書くのに100円くらいかかります。商売はいいですね。私はタバコとお酒を吸っていたお金の一部はこのように稼いでいました。大笑いする。
しかし、携帯電話の普及に伴い、ラブレターというものは歴史から撤退した。最後に代筆したラブレターは、高校時代の担任教師の息子のために書いたものだと覚えています。これも私が書いた最高の一通です。私の初恋は高校の担任教師の妻と妹だったからです。これも私自身の感情を代入したのではないでしょうか。苦笑する。
あなたのこの話を見て、私は考えています。もし私が書いたら、どこから書きますか。
中国の場合、私は見知らぬ人(初恋の夫)からの電話を皮切りにするかもしれません。これで手書きラブレターの貴重さがさらに明らかになった(なぜなら、中国では手紙を書く人はもういないからだ)!
そして私は男性主人公の初恋に対する感情を薄めます。そう思います。甘酸っぱい初恋は忘れられないものですが、その感情は時間が経つにつれて根本的に変わっていきます。私自身のように、昔の恋を思い出します。「いいね!」と嘆くだけです。でも、今でも当初の愛があるかどうか!恨み!後悔のようなものもありますないと思います。それらはすでに過去に閉じ込められているからだ!
また、初恋の相手の容姿についても。重点的に描いてみようと思います!でも、私の記憶に出てくる容姿と初恋の相手の容姿には大きな違いがあるはず!人はみな感性の生き物だ。すべて脳の中で自分で最も美しい印象を残して、自分が最も美しいと思っているものを美化します!
私はこのような経験をしたことがあります。これも中国のことわざ「情人の目には西施が映る」の原因でもあるはずだ。愛がなくなって、かつて目の中で最も美しい!一番かわいい顔ももういない!
最後に!!!
兄弟、一人一人の見方があるかもしれません!
私はあなたが書いた第1版の物語がもっと好きです!私は第1版も出すように強く要求します!!!
愛!原因は必要ありません!説明不要!第1版その物語は愛だ!強烈です。
誤解を細かく描く必要はありません。かつての感情がどんなに骨に刻まれているかという理性的なものです。
愛は愛だ!理由はない!どんなに過程が汚くても。最後の愛の瞬間はまだ輝いていた!
今リメイクされたこの物語は、感性を理性的な目で見ているような気がします。でも、もっとわかりやすくなりました。しかし、より多くの可能性を殺す!あきらめきれない初恋の愛で、より多くの感情を殺す。
第1版は本当にぼんやりしている。でも「月がきれい!」という言葉のように。感情はさらに複雑に!感情がさらに充実!私ももっとドキドキしました!
第1版を改めて強くお勧めします!!!
作者からの返信
いつも素敵で面白いエピソード、ありがとうございます。
初稿の方がよかったと言っていただけて、複雑ではありますが嬉しいです^^
なぜなら、あれこそが僕の心情だったから。
初恋ってすれ違って、伝わらなくて……。
そのすれ違った理由なんて、実際は知る事ができないんですよね。
過去は変えられない。
黒歴史は黒歴史のまま。しまい込んで思いだす事もしない。
思いだした所で、笑い話に昇華させるしかありません。例外なく僕の初恋もそうでした。
改稿で多くの心理描写を削りました。
多くの人が、素敵な登場人物、素敵なラブストーリーを求めてるからです。
料理に例えるなら――。
例えば、ソース味のパスタを作ったとしますよね。
焼きそばを作る時のソースです。
海鮮やパクチーを入れたとします。
パスタは好きだけど、ソース味はちょっと。パクチーはちょっと私の口には合わないかなって人、多いと思うんですよ。
初稿は正にそれだったんじゃないかと思います。何とも言えないっていう……感想。
なので、僕は万人受けするナポリタンに作り変えました。
僕は臆病だから、人の評価が気になります。自分が作った物に自信がなくなる事があります。
10人が読んだら6人以上がいいね!と言ってくれる作品を作りたいのです。
月は説明せずとも誰の目にもきれいに映りますよね。
そんな作品を書きたいですね。
前後してしまいますが、日本で手紙を書く人、あまり多くはないかもしれませんが、いますよ。
僕は字が汚いので書きませんが(笑)
僕も携帯を買ってもらったのは中学の時だったので、それまでは手紙のやり取りでしたね。学校では人知れずたくさんのラブレターが行き交っていたのではないかと思います。
ちなみに、最近の若者の告白方法は、ラブレターでもメールでもなく、口頭だそうです。直接言葉で伝える。
なぜなら、撃沈した時、スクショや写真で拡散される可能性があるからだそうです(笑)
世知辛い青春ですね(笑)
後編への応援コメント
奥さんの最後の思いを届けた旦那さまが素敵すぎますね。
主人公の心に残る瑞々しい甘苦さと、旦那さんがつらぬいたおおきな愛と。短すぎた人生でもきっと彼女はしあわせだったのではないかなと思えました。
ちなみに、わたしは介護士という仕事がら認知症の方と日常的に接しているんですが、認知症が進行すると文字を書けなくなる方がとても多い印象があるんですね。
なので、たとえばひらがなが多いとか、ところどころ漢字を間違えてるとか文字がゆがんでいるとか、そういう描写があると、認知症の人の手紙っぽさが出るかもしれないなと思いました。
もちろん一概にはいえませんし、医学的なデータとかでもなくわたし個人の印象でしかないので、あくまでご参考までに。
作者からの返信
嬉しすぎる感想、ありがとうございます。
まだ、自分のなかでは納得できてない仕上がりなので、少しずつ改稿を重ねていきたいと思ってます。
自分の中で仕上がり!と思えた暁にはもう一度読んで頂けたら嬉しいです。
認知症、進行すると文字が書けなくなる!!
それは、初めて知りました。
リアルなご経験からのアドバイス、ありがとうございます。
それ、切ないですね。文字が歪んだりするの。
是非、取り入れさせて頂きたいと思います!!
後編への応援コメント
指摘:この手紙は、病魔に侵されてから書かれたものですよね。
ですと、もう少しわかりやすく、その点記載があるといいのかな? と思いました。
丁寧に読まないと、中学生の時からのラブレターが保存されていたようにも読めてしまう可能性ありです。
質問:
作品全体の解釈としては、主人公に対する気持ちだけが残ってラブレターを書き続けたというよりは、中学生の時の彼女に戻ってしまってその時の現実を生きていた結果がラブレター、という解釈が妥当でしょうか?
褒め:
主人公に対しては青春時代の甘さを思い出させるが、ヒロインの夫に対しては非常に残酷な点を突き付ける点が、この物語の良さであり、「沼」というキーワードに合致していて良いと思いました。
方角:
北西?
作者からの返信
ありがとうございます。
そうです。
病魔に侵されて、中学生の頃の彼女に戻ってしまったんです。
もう少し、わかりやすく! ですね!
お褒めの言葉、ありがとうございます。
主人公も、結婚してますからね。
奥さんに対しての背徳感とかも、もっとうまく表現したかったのですが。
アイデアとして自分ではとても好きだったので、早くみんなに見せたい一心で、公開しました。
これ以上、書ける気がしてなくて、自分でもなんだか惜しい仕上がりだなと思いつつ、どこをどうしたらいいのかわからず、皆さんのご意見を参考にしようかなと思ってました。
こんなにたくさんの人が読んでくださると思ってなくて、もっとちゃんと手を入れてから公開すればよかったなと思いました。
編集済
前編への応援コメント
印象的で出だしですね。謎があって読者を惹きつけるのではと思います。
指摘:
その一方で、急いで書いたため推敲が十分でなかったのかな? という印象を受けました。顕著なのが「3ヶ月ほどの間の事ですが、彼女はその3か月間」です。
同様に、数字の表記の基準があいまいなように思いました、
シャトーブリアンの例え、私はわからず、調べました。
これは作者様のこだわりと読者の知識のバランスによると思われ、良いとも悪いとも私には判断できませんが、ご参考まで。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
ご指摘通り、推敲が不十分ですね。
書いてすぐ公開しました。
シャトーブリアンは、もう少し別な表現を考えてみます。
大変参考になりました。
ありがとうございます。
後編への応援コメント
切ないのですが、こういう沼なら浸かり続けていたいなと思えました。
あの頃の2人は確かに恋をしていた。
その思い出や想いの詰まった手紙は、自分の大切な一部となって生き続けますからね。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
ヒナさん、ありがとうございます!
初めて人を好きになった時の感覚って貴重ですよね。
恋愛においては一番幸せで、一番苦しい。そしてそれがとても楽しかった。
あんな思いってもう二度と訪れないんですよね。
どんな素敵な恋だとしても初恋って絶対に超えませんよね。
それをまた味わってしまったとしたら、二度と抜け出せない沼にハマりそうです。
そんな事を書きたかったのです。
もうちょっと頑張ります。
推敲後、また読んで頂けたら嬉しいです。
編集済
後編への応援コメント
ここのサイトで同様の話を読みました。
女子高生が幼馴染みに愛の告白をし、幼馴染みは告白を受け入れます。
彼女はなぜ彼がそんなに冷静なのか不思議に思っている。
すると男は校庭のベンチから立ち上がり、女子生徒の母親に近づいた。彼の母親は、妻の病気が悪化していると言い、毎日愛の告白で彼を苦しめていると言う。
彼女は、最近娘を認識しなくなり、これが幼なじみの愛人であると考え始めたため、彼女から離れて彼女のことを忘れるよう彼にアドバイスします。