陶酔への応援コメント
桜庭ミオ様
初めまして。方角企画から参りました。
陶酔と言う言葉の通り、ラストは不思議な世界へ迷い込んでいきましたね。
本人の意識の中なのか、それとも妖との出来事なのか、本当の女性なのか。
色々想像できますし、とても色気のある女性の艶やかさに私も飲み込まれそうになりました。
男性の心理描写がとても丁寧で、わかるわかる、ああそう言うことあると思いながら読ませていただきました。
方角は私もよくわかっていないのですが、西味が強いような気がしました。
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
初めまして。企画から来てくださって、ありがとうございます。
いろいろと想像してくださって、感謝しています。
大人の男性を書くのが苦手なのですが、今回は、タイトルから決めてみたら、なぜか大人の男主人公で書いていました。
おかしな男性になっていなかったようで、ホッとしています。
ずっと、妖艶な女性が書きたいなと思っていたので、自分なりにがんばってみました。
色気があると感じてくださって、嬉しいです。
感謝しています。
方角は、西向きを意識したので、西を感じてくださって嬉しかったです。
陶酔への応援コメント
企画からお邪魔します。
入りは一般的な非ファンタジーに見えたので新しい作風かな? と感じたのもつかの間、やはり桜庭さんならではの不思議な存在がやってきました。
この桜庭さん特有の作風、読むたびどんどんクセになります。
方角は、やはり北西の印象があります。
北向き物語の一応の入り口はありつつも、最終的に起承転結の結を投げ捨てたような終わり方、物語でなく光景を描写して満足するような結び方が西っぽいなと感じました。
北から入って西に抜けてったような読み心地だと、私は感じました。
不思議存在が出る前と出た後で雰囲気が変わる感じ、グラデーションのある物語で興味深かったです。
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
1回目のこちらの企画では、確か、不思議な存在を書かなかったのです。
初めてでしたし、真面目な企画を真面目に書こうとしたと言いますか、
わたしは自分の気持ちを書くことが苦手ですし(どんなコメントが届くか不安でしたし)、
初めての企画で、恐れの気持ちもあり、ちゃんとしなきゃと思う自分もいたのです。
その結果、
タイトルから浮かんだ世界、紫陽花とか雨とか、好きな世界を書いたのですが、深くは書かなくて、というか、その時のわたしには書けないことがあったというのか、「北北西」だったので、そんな感じと言いますか、わたしの中では、できるだけちゃんとした現代のお話を書いたのです。
それで今回は、もっと西を目指したくて。自分の好きなものを好きなように書こうと思いました。
他人の目が気になるタイプですが、あまり気にせずに、どう思われてもいいや、ぐらいの気持ちで書いてみました。
書いたあと、変態だと思われたらどうしようって、悩んだりしましたが。
いいなと思ったタイトルから、お酒を飲むこの主人公にして、好きな世界を表現してみたら、このようになったと言いますか、
「真西」は難しそうだな、「北西」だなと思いながら書いていたら、こんな感じになったのです。
クセなるというお言葉、感謝しています。
自然も色も不思議な存在も好きと言いますか、不思議な話が心地よく、謎は謎のままなのが好きだったりして、このようになりました。
>北から入って西に抜けてったような読み心地だと、私は感じました。
不思議存在が出る前と出た後で雰囲気が変わる感じ、グラデーションのある物語で興味深かったです。
嬉しいです。ありがとうございます。
編集済
陶酔への応援コメント
前半、いい意味で「あるある」でとても共感しました。こういうカップルいるだろうな〜と、男性の苦悩も理解できましたし、女性の鬱積も想像できました。
後半は全く予想していなかった展開で非常におもしろかったです。妖艶な雰囲気の中にユーモアがあって、ホラーとコメディの間のような。
突然出てきた女性の正体や結末がわからないあたり、西かも? と思います。北北西くらいでしょうか。
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
前半、共感してくださって嬉しいです。
わたしも、こういうカップルいるだろーなと、書きながら思いました。男性視点なので、女性のことは分かりにくい(特に男性には)かなと思いましたが、男性視点ですし、分かる人に伝わればいいかなと思っていました。
後半は、なんというか、書いていたら、ああなりました。
失恋が書きたかったわけではなくて、タイトルから、この主人公を書き始めて、好きな桜や、白い蛇を書いてみたり、可愛い女の子を可愛く書いて楽しんだり、妖艶な女性が書きたかったので、それにもチャレンジしてみたら、このような作品になりました。
とても楽しかったです。
西を目指して書いたのですが、真西ではないなと思いまして、自分では、北西だといいなとも思っているのですが、北北西の可能性もありますね。
どれになるのか、結果を知るのが楽しみです。
陶酔への応援コメント
企画から参りました。コメント失礼します……。
美しさや切なさ、そして妖しさが感じられる作品でした。
物語の始めでは、元の彼女さんとの幸せだった日々が文章から伝わってくるようでした。
詳しく書かれていることで、寂しさが引き立っているように思います。
また、物語の終わりの方では、主人公さんの内心に焦点が当たっていて、こちらまで酔っているような感覚になりました。
桜庭様は言葉の選び方が丁寧でいらっしゃいますね。
方角は詳しくないのですが、好きなものを多く入れて書かれた、とのお言葉から西向きではないかと思いました。
素敵な物語でした……!
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
企画から来てくださって、嬉しいです。
>美しさや切なさ、そして妖しさが感じられる作品でした。
美しいと自分が感じる世界を表現したいと言いますか、
そういう気持ちはいつもあるので、美しさを感じてくださって、とても幸せな気持ちでいます。
ネガティブな言葉や、切なさを書くのは苦手なのですが、勇気を出して書きました。
妖しさも好きと言いますか、書きたかったので、感じてくださって嬉しいです。
>物語の始めでは、元の彼女さんとの幸せだった日々が文章から伝わってくるようでした。
はい、とても楽しい気持ちで書かせて頂きました。
>詳しく書かれていることで、寂しさが引き立っているように思います。
それはよかったです。
自分としては、西向きを意識して書いたので、できるだけ詳しく書くように、読者さんの心を動かせたらいいなと思いながら書いてみました。
>また、物語の終わりの方では、主人公さんの内心に焦点が当たっていて、こちらまで酔っているような感覚になりました。
それはよかったです。
酔っているので、酔っているような文章をできるだけ意識してみました。
>桜庭様は言葉の選び方が丁寧でいらっしゃいますね。
ありがとうございます。
夜桜くらはさんがコメントに書いてくださったお言葉の方が丁寧で、丁寧に返信しなきゃと思いながらも、
嬉しい気持ちがあふれ出して、幸せな気持ちで書かせていただいています。
わたしは日本語に自信がなくて、下手だと思っているのですが、
今回は、あまり書いたことのない、自分が書くのが苦手だと思っている大人の男性主人公なので、読者さんにどう思われるかなと、不安な気持ちがありました。
でも、小説を書いていると、主人公が勝手に語ってくれることが多く、そのまま書いた文章が多かったりします。
一人でぼんやりしている時に、言葉が浮かんだりもして、紙に書いていました。
>方角は詳しくないのですが、好きなものを多く入れて書かれた、とのお言葉から西向きではないかと思いました。
あら、そうですか。西向きだといいなと思っています。
前回もこの企画に参加したのですが、「北北西」だったので、その時に学んだことを意識しながら書きました。
丁寧なコメントをありがとうございました!!
陶酔への応援コメント
わあ、すごかったです! これまでいくつか読ませていただいた桜庭さんの作品やイメージとは違うというか、いい面が沢山凝縮されているように思いました。細やかな表現、情景描写、それに主人公の行動や心理の変化! 素晴らしいと思いました。極限状況に置かれた人間て、案外こんなふうに施行するものかもしれないな、と。
柘榴色などの使い方も効果的ですね。
感想が沢山出てきます。素敵な作品でした。タイトルもばっちりですね。
方角はなんだろう……? 北北西? 北西?
作者からの返信
コメントとお星さまと、嬉しいレビューをありがとうございます。
読めない展開に細やかな表現力が素晴らしい
という、レビューのお言葉が嬉しかったです。
美しい作品が書きたいなと思って、美しい二字熟語をネットで調べてみたのです。
それで、「陶酔」なら、理想的な短編が書けるかもと思いまして。
ずっと、濃く深い話が書きたいと思っていたので、西向きだと思い、西を目指して書いてみました。
北向きが苦手だと思っているのもありますけどね。
お酒を飲んで酔う話にしようと思い、大人の男性主人公にして。
でもわたしは女性ですし、幼いところがあるので、大人を書くのが苦手なのです。男の子ならなんとか書けても、大人の男性は難しくて。
おかしな話になったらどうしようと思いましたが、「桜、月、蛇、女の子、妖艶な女性」など、好きなもの、書きたかったものを楽しく書いたらこうなりました。
たくさん褒めてくださって、とても嬉しくて幸せです。
方角も、考えてくださって嬉しいです。感謝しています。
陶酔への応援コメント
なんかnew桜庭さんって感じですね。男のキャラが面白いというか。後半、ちょっと笑ってしまったよ。すごいリアルな感じがしました。特に彼女とのやり取りとか。
今回は北向き要素が強いかも。オチも含めてエンタメ感あるかなって。北北西?
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
newですか? そうですか。新しいわたしなのでしょう。
桜、白蛇、可愛い女の子、妖艶な女性が好みなのは変わっていませんが、なかなか理想的な妖艶な女性が書けなくてね。
大学生の時の彼女の可愛らしさ&ラブな感じは楽しく書きましたし、公園で出会った妖艶な女性も、ずっと書きたかった理想のキャラなので、とっても楽しく書きましたが。
でもね、理想は西向き。真西は難しくても、北西なら目指せるはずと思いながら、
理想的な濃く深い話を意識しながら書いてみたら、このようになりました。
大人の男主人公だからか、「、」が少ないのよ。でも女々しくてヘタレね。元カノはリアルな感じで、もう新しい恋のために生きてるの。
>後半、ちょっと笑ってしまったよ
わたしも書いたり読んだりして笑いました。
北向きにするなら、妖艶な女性を分かりやすくしたのだけれど、何者か分からない感じにしてみたの。
でも、白蛇さんが出てるし、色が同じだから、北っぽいかしらね。だから「北西」だと思ったのよ。
>今回は北向き要素が強いかも。オチも含めてエンタメ感あるかなって。北北西?
なんてことっ!!
前回、裏設定を出さずに書いたら「北北西」だったので、今回は前よりも、いつもは書かないようにしていたところまで書いたのよ。
それがリアルさになったと思うの。
まあ、方角は「北西」でも、それ以外でもいいけどね。
企画に参加するたび強くなるの。
陶酔への応援コメント
あー、あえて結末を書かない系ですね。
前半の現ドラ部分がよく書けてるから、結末まで持っていってもいいのになーと思いました。真北向きの現ドラ恋愛もので十分いけそうです。
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
そうですね。結末が書いてない話の方がいろいろと想像できるので好きだったりします。
短編は特に、こういう話が好きですし。
北向きを書こうとはあまり思っていないのです。
真西は難しい気がするので、北西かなと思っていますが。
起承転結は苦手というか、真北向きの現ドラ恋愛ものは、読むならいいかもしれませんが、書くのはわたしが満たされません。
満たされるように書けばよいのかもしれませんが、今は真北という気分ではないのです。
楽しく書けるものを書きたいなと、今は思っています。
不思議でよく分からないのが好きというか、
純文学みたいなのが好きですし、西向きを意識したのと、濃く深い話を書くことが理想なので、できるだけ主人公の心の描写を頑張ってみました。
可愛らしい女性も、妖艶な女性も、蛇さんも桜も好きなので、楽しく書きました。
陶酔への応援コメント
不満もあったしうんざりもしていたけれど、好きという気持ちだけは変わらず持っていたのですね。それだけに、失った時の喪失感が切なく、心に空いた穴を見せつけられているようでした。
そんな彼の前に現れた彼女は、救いの主か、魔性の類か。
しかし、例え正体がなんであっても、男はもう彼女から離れられなくなってそうですね。
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
そうですか。それはよかったです。
西向きを意識したのと、濃く深い話を書くことが理想なので、できるだけ頑張ってみました。
同棲していた彼女も可愛らしくて、楽しく書きましたが、
妖艶な女性も好きなので、とても楽しく書かせて頂きました。
蛇さんも出せて、今までで一番満足しています。
主人公のキャラがどうかな、とは思いましたが。
陶酔への応援コメント
交際当初のドキドキや幸せさが丁寧に描かれていただけに、彼女のいない現実が冷たく脱け殻のように思えました。
心に大きな穴が空いているようで、男の虚無感がよく伝わってきます。
そして後半。現れた女性は妖の類いか、それとも悪魔か。
危険な香りがぷんぷん漂っていますけど、そうと分かって尚、男は彼女の虜になってしまったのですね。彼の行く先は、棘の道でしょうか?
もしかしたらこのキスの後、食べられる可能性もあるかもって、思ってしまいました。
作者からの返信
コメントとお星さまをありがとうございます。
そうですか。それはよかったです。
西向きを意識したのと、濃く深い話を書くことが理想なので、できるだけ頑張ってみました。
後半の謎の女性は、一番書きたかったのです。
彼女さんとのラブも、楽しく書かせていただきましたが、
こういう女性も好きなのです。
白蛇さんが書きたくて、白蛇さんを出しましたが、それだけでは満足していなくて、この不思議な女性を出してみたのです。
とても理想的な、妖艶な女性が書けたなと、満足しています。
北向きを意識したなら、このあと彼女の家で……というのもあるのですが、これはこれで好きな感じになったので、楽しかったです。
陶酔への応援コメント
初めまして、フィンディルさんの企画からお邪魔させて頂きました。
冒頭、現代の恋愛ドラマのようでいて、中盤から徐々に不思議世界へ連れ込まれる感じ、先が全く読めなくて、とても面白かったです!
特に、この、白蛇の女が出て来てからの主人公の独白で進むパート!
私、ここすごく好きです!
何とも言えない魅力があると思います。
上手く言えないのですが、前半部分を吹き飛ばすほどのインパクトがありました。
主人公の独白に妙な力があって、コミカルなんだけど共感できるし、なんだか、人の心の中の声をそのまま聞いているような臨場感がありました。
(フィンディルさんの感想も拝読して、第三者ながら、なんだかとても納得してしまいました)
素敵なお話を読ませて下さり、ありがとうございました!
作者からの返信
初めまして。
コメントをありがとうございます。
今、フィンディルさんの感想を読んで、長いコメントを書いてきて、
その中でも書いたのですが、
となりに主人公がいて、語ってくれる言葉をそのまま書いた感じなのです。
わたしはこういうふしぎな話が好きなので、タイトルから主人公を決めて、好きなものを好きなように書いたらこうなりました。