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2023年3月19日 10:51
フィンディルさま、ご丁寧な感想を、ありがとうございます!このような拙い作品を、ここまでしっかりと読み込んで頂き、的確なご指摘を頂けて、本当に感謝しかありません!真北とのご指摘、理由を拝読して心から納得です。と言いますのも、>本作は妖魔の話ではなく、田宮の話なのですとの一言に、あ、そうだったー!と目から鱗、でした。妖魔の描写に力を入れすぎるあまり、主人公たる田宮が、私の中で空気になっておりました…笑ですので、ご指摘の2点、>妖魔を手にした田宮の成功に亀裂が生じる展開の納得感が薄い>美を追求する画家ならではの要素が薄い本当にその通りです。作者の中で、彼の人生を描写しようと言う意識があまりにも無さ過ぎました。主人公なのに、扱いが雑すぎる…。「妖魔描けた、やったー!」で完全に満足してしまっていました。これではいけませんね笑!今後、「作品において最も描写(重視)すべき点はどこであるか?」を考えながら創作に取り組んで行きたいと思います!今回の企画、このような初心者が参加していいのだろうか?とビクビクしながら参加させて頂きましたが、フィンディルさまの皆様の作品への感想を読んで大変勉強になりましたし、企画参加者の皆様との意見交換なども、とても楽しかったです。小説の方角、という概念については今回初めて知りましたが、創作とは何か、について考えるとてもよい機会になりました。どちらの方角が書きたいか、など希望はないのですが、私はエンタメが好きなのかもなあ、と改めて思いました。沢山の作品を読み込まれて、感想を書かれて、大変お忙しいかと存じますが、どうぞお体ご自愛下さいませ。素敵な企画を開催して下さり、本当にありがとうございました!
作者からの返信
仰るとおり、「作品において最も描写(重視)すべき点はどこであるか?」という意識は方角にかかわらず広く大事だなあと思います。本作は妖魔の美しさの描写に非常に力が入れられているのですが、その美しさは「田宮にとっての美を表現する美しさ」というより「一般的に美しいとされる美しさ」なんですよね。なので本作が田宮の物語である以上、どんなに妖魔の描写に力を入れてみても田宮を掘り下げることにはならず、実は作品の面白さを大きく深くするうえではあまり効果的ではないということになってしまうと思います。本作を読んだかぎりでは、私も愛崎さんは北のエンタメが合っていると思います。「作品において最も描写(重視)すべき点はどこであるか?」という意識づけを企画のお土産にして、今後も創作に励んでいただければと思います。積極的に感想交流をしていただきありがとうございました。
フィンディルさま、
ご丁寧な感想を、ありがとうございます!
このような拙い作品を、ここまでしっかりと読み込んで頂き、的確なご指摘を頂けて、本当に感謝しかありません!
真北とのご指摘、理由を拝読して心から納得です。と言いますのも、
>本作は妖魔の話ではなく、田宮の話なのです
との一言に、あ、そうだったー!と目から鱗、でした。
妖魔の描写に力を入れすぎるあまり、主人公たる田宮が、私の中で空気になっておりました…笑
ですので、ご指摘の2点、
>妖魔を手にした田宮の成功に亀裂が生じる展開の納得感が薄い
>美を追求する画家ならではの要素が薄い
本当にその通りです。作者の中で、彼の人生を描写しようと言う意識があまりにも無さ過ぎました。主人公なのに、扱いが雑すぎる…。「妖魔描けた、やったー!」で完全に満足してしまっていました。これではいけませんね笑!
今後、「作品において最も描写(重視)すべき点はどこであるか?」を考えながら創作に取り組んで行きたいと思います!
今回の企画、このような初心者が参加していいのだろうか?とビクビクしながら参加させて頂きましたが、フィンディルさまの皆様の作品への感想を読んで大変勉強になりましたし、企画参加者の皆様との意見交換なども、とても楽しかったです。
小説の方角、という概念については今回初めて知りましたが、創作とは何か、について考えるとてもよい機会になりました。どちらの方角が書きたいか、など希望はないのですが、私はエンタメが好きなのかもなあ、と改めて思いました。
沢山の作品を読み込まれて、感想を書かれて、大変お忙しいかと存じますが、どうぞお体ご自愛下さいませ。
素敵な企画を開催して下さり、本当にありがとうございました!
作者からの返信
仰るとおり、「作品において最も描写(重視)すべき点はどこであるか?」という意識は方角にかかわらず広く大事だなあと思います。
本作は妖魔の美しさの描写に非常に力が入れられているのですが、その美しさは「田宮にとっての美を表現する美しさ」というより「一般的に美しいとされる美しさ」なんですよね。なので本作が田宮の物語である以上、どんなに妖魔の描写に力を入れてみても田宮を掘り下げることにはならず、実は作品の面白さを大きく深くするうえではあまり効果的ではないということになってしまうと思います。
本作を読んだかぎりでは、私も愛崎さんは北のエンタメが合っていると思います。
「作品において最も描写(重視)すべき点はどこであるか?」という意識づけを企画のお土産にして、今後も創作に励んでいただければと思います。
積極的に感想交流をしていただきありがとうございました。