終盤で本当の敵を倒していく展開に、貴方もきっと涙する。その敵の名は……

ヘタレな「おっさん」が「おっさん」のまま(ここ重要)イキりもせず最強にもならずロマンスもなくゲーム的異世界で生きていく話です。実に私の好みであり、ちゃんと完結したことも含めて非常に楽しめました。とてもいい味の嫌なキャラも素晴らしいのですが、やはり特筆すべきは終盤5話の展開、「本当の敵」を痛快に蹴散らしていくストーリィに私は涙しました。
おっさんが頑張る話が好きなかたと、説得力のないイキりは嫌いだけど異世界モノは好きというかたにお勧め。
197読/197完にてレビュー。


その敵の名は、「孤独」という。

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