第3話盾となる
「盾となるって格好良い言葉だよね」
“人を守れそうで好き”と言いながら、目の前の菓子を摘まむ
「呂尚、その考えは間違っておるぞ」
そう
「盾となるというのは、誰かの前に立って守ってあげる姿を言っておるのではない。
色々な見方が出来る物事の一面だけを見て、片寄った態度の例えで、表と裏をしっかり観察してから正しい判断をし、申し伝えよという意味だ」
「知らなかった、僕も出来る限り物事を観察してから、言葉にしてみるね」
この他愛ない会話が、
お仕舞い
イメージした文字:盾
令和6(2024)年8月14日7:04~7:24作成
一文字の物語 淡雪 @AwaYuKI193RY
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。一文字の物語の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます