トルコ大地震

アンチテーゼ

復興を願う

荒れ狂った津波が多くの人々の意思と命を奪う。

無数の命と生きることへの渇望を神様どうか天の上から拾い上げてください。

終わりかけの命を乞う声も聞く耳を海は持たない。

それらは今も、どこかの海を漂っているのだろう。


君の匂いは自分の思い出の中の、君の場所を甦らせる。

自然に比べればちっぽけな私たちの指先で未来という場所をつくる。


多くの人があらゆることを考え、想い、感じ、精一杯積み上げてできた今日も、もし嘘になるなら、本当のことなんかいらない。


怒りもせず、悲しみもせず、この地面に立って生きているということは少なくとも現実に背を向けて痛みに悩むということ。

私たちは考え方も感性もそれぞれ違うけど群れている愚者だ。


年月重ねてきた色んな物も一瞬で襲われる。

何もなくなった地に何を唄えば、また明るさが生まれる?

だから今はこの歌を唄い命ある人、無い人に限らず帰る道しるべとして。


でも、こういう事があったからこそ思い半ばに亡くなった。

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トルコ大地震 アンチテーゼ @k2g35

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