妖怪だって、バレンタインはワクワクドキドキ

雪華は半妖の雪女。人間の学校に通いながら、幼なじみの銀星と一緒に、困ってる人や妖怪を助ける、妖怪探偵をやってます。

そんな彼女は、楽しいイベントが大好き。もうすぐやってくるバレンタインも例外ではなく、友チョコに家族チョコと、大はりきりで作ります。
ただし本命チョコはと言われると、そちらの予定はない様子。
それはともかく、そんな雪華の様子を見て落ち着かないのが一人、銀星です。雪華が自分以外の男子に友チョコを配ることに、ちょ〜っと思うところがあるようです。
ここまで言えば、皆さん銀星の思いにだいたい気づくことでしょう。

ただし、雪華はそれに気づかない。けっこうハッキリ気持ちを伝えたかと思っても、それでも気づかない。
そんな雪華の鈍感ぶりと頭を抱える銀星が、とにかく可愛い。
こんなに思っているんだから、銀星の気持ちよどうか届いてと思う一方、ムスッと不機嫌になる姿がとっても微笑ましく、もう少しこの状態を見ていたくもあります。ごめんね銀星。けど最終的にはくっついてほしいと思うし、君と雪華のコンビが大好きだよ。

そんなソワソワさせてくれるバレンタインですが、トラブルも勃発。それを何とかするため妖怪探偵である二人に白羽の矢が立ったのですが、果たして無事解決できるか。そして、幸せなバレンタインは訪れるのか。
事件に恋に、ワクワクとドキドキが止まりません。