リアルで現場の空気がヒリヒリと伝わってくる作品

大小を問わず、善悪で割り切れないモノがこの世にある。
この作中で描かれている事柄もそのひとつだ。
清濁併せ呑むというが、濁濁併せ呑まないと生きていけない世界があることも事実だろう。
どの世界で生きるか、どの世界と関わるかは自分で決められる要素がある。
清い川を行くか、濁った川を行くか、濁り具合はどれくらいか、自分にあった川を行くように、この作品は教えてくれていると思う。