告白その2

「告白したいんだって。

ヒナタがあんたに」


「え、俺に??」


「あんたじゃないから。さっきも言った通り」


「ヒナタが告白したいのは、山吹君のほうよ」


「好きなの。山吹君のこと…」


周りの女子たちはやたらニヤニヤしてる。

これはつまり、嘘告白だ。


ここで魔に受けて告白をOKしようものなら

俺は高校を卒業するまで笑い者になるコト必至。

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学校のマドンナの嘘告白を見破った陰キャの俺。→やんわり断ったらマドンナが俺にまとわりついてくるんだがどうしたもんだろう。。。 雲川はるさめ @yukibounokeitai

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