庭にはいつも、ちよろずの落ち葉

書く道具

　エッセイにはまってます。

　読み漁ってます。

　いろんな人の日常を擬似体験できて、すごく楽しいです。

　今日も食事休憩中にエッセイめぐりをしておりまして、文章を書く道具についての話を見つけました。

　書くこと、自分の道具（「好きなことをあるく」- 夕雪えい先生）

　https://kakuyomu.jp/works/16817330647952194997/episodes/16817330647982849709

　ぼくにもお気に入りの書く道具があります。

　真似をして、ちょっと書いてみようと思います。

　▽

　ぼくは日常のほとんどをパソコンの前で過ごします。

　仕事もそうですが、趣味や生活でもパソコンを使います。

　多趣味なのでレザークラフトやら洋裁やらいろいろ手を出していますが、それもだいたいパソコン机の上で作業します。

　そんなわけで、文章はほとんどパソコンで打っていました。

　でも、最近は出先でも小説を書きたくなり、ようやくスマートフォンでもぽちぽち文章を打つようになりました。

　ソフトも色々使ってきました。

　何年も使ってきたお気に入りのソフトのアップデートに失敗し、200日分以上のデータが吹っ飛んだこともあります。

　消えた中にはとても大切なデータもありました。

　あ、思い出したら胃が痛くなりそう……。

　ひどくショックを受けたぼくは、それから「データを失くさない環境作り」を始めました。

　そんなぼくにとって、重要なのは以下の6点です。

1. テキスト形式で保存（たとえアプリがなくなっても大丈夫）

2. クラウド保存（どこからでもアクセスでき、分散バックアップにもなる）

3. 自動保存（保存し忘れて悲鳴をあげなくていい）

4. サブスクじゃなく買い切り（どんなに貧乏になっても大丈夫）

5. 環境を選ばない（パソコンでもPCでもタブレットでも大丈夫）

6. Markdown で書ける（レシピ保存のため）

　6 はともかく、ほかは特別な条件じゃないと思うのですが、これを全部満たすアプリって本当に見当たりません。

　おこづかいをはたいて色々使ってきましたが、ようやく「iA Writer」というアプリに落ち着きました。

　ぼくの知る限り、ほかにこの条件を満たすアプリがないようです。

　ぼくはふだん Mac を使っているのですが、Windows に移行しても大丈夫。

　iPhone ユーザーですが、Android でも大丈夫。

　iPad ユーザーですが、Android タブレットでも大丈夫。

　パソコンで途中まで書いて、出先でスマホから続きが書ける。

　クラウドに自動保存してくれるので、パソコンがフリーズしても大丈夫。

　ローカル環境とネット上、両方にバックアップがあって安心。

　データは普通のテキストファイルなので、たとえアプリがなくなっても過去の資産が読める。

　ということで、大変気に入って使っています。

　ただ、ちょっとお高いんですよね……。

　パソコン版だけ、スマホ版だけではあまり意味がないので両方買う必要がありますし、購入には相当躊躇しました。

　でも、うちにはぼく以外にも小説執筆が趣味の人がいるので、ちょっと贅沢ですが「えいや」と買ってしまいました。

　小説や日記のほか、レシピの書き溜めなんかもしているので、プライベートでは一番よく使っているアプリかもしれません。

　▽

　みなさんの執筆環境はどんな感じですか？

　PC でしょうか、スマートフォンでしょうか、あるいはタブレット？

　もしよろしければ教えてください。