第4話 新しい仲間!

今日も訓練だ。昨日は3mだったから、今日は4mにできるようにがんばるぞ!

って、あれ?なんか今日人数が多い?

1、2、3、4...。4人もいる。

紅ちゃんと、瓜ちゃんと、あとは誰だ?

あっ、向こうが私に気づいた。

「おーい、香~!」

走って紅ちゃんのところまで行く。

「昨日は紹介できなかった2人だ。香含めて5人、同い年だぞ。」

「初めまして!私は温日桜(おんびさくら)!銃は35mくらいなら当たるようになったよ~!」

「初めまして...私は晴雪優多(はれゆきゆうた)。体は男だけど、心は女の子...。気持ち悪いって思うかな...。ごめんね。」

「気持ち悪いだなんて思いませんよ!そのワンピースお似合いです!私は草野香です。よろしくおねがいします!」

「「よろしくね。」」

「あと、この2人にも敬語は使わなくて大丈夫だぞ。仲良くしような。」

「うん!」

そして紅ちゃんはニカッと笑ってこう言った。

「優多のことは、優って呼んでやってくれ。そうすると安心するらしいから。な!優!」

「う、うん...。優でも、優ちゃんでも、なんでも好きな方で呼んで...。」

「わかった、優ちゃんって呼ぶね。」

そしたら優ちゃんの顔は安心したような顔になった。

ちなみに、気の弱そうに見える優ちゃんだが、弾は40mのところまで的中させられるらしい。この5人の中で一番銃を扱うのが上手だ。

「さぁ、今日も訓練始めるぞ!」

よし!がんばるぞ!





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る