すれ違いかな……と思っていたら結ばれない関係性が明かされて、切なさいっぱいです。叔父さんが願ったように魔法使いという関係は失わないといいな。雪片が空の剥がれ落ちという表現にグッときました。

同じ場所に戻ったけれど、一巡りの時間で関係は大きく変わったんだ。

自分も教授杯に出ている者ですが観覧車がテーマでそこが被るのかと驚きつつ、同じ題材でもここまで違う作品になるのかと感心しました。丁寧な心情描写からひしひしと失恋の痛みのようなものが伝わってきてとてもよかったです。

泣いた…

恋心も節制できる大人になったんですねー。
決まった時間で必ず終わりが来る観覧車が、上手く行間に嵌っている印象でした。