ひさびさに読み、みえたことがありました。宮澤賢治がここで描きたかったのは、一言でいえば、「自業自得」だろうと。得手勝手な理屈(都合)で、生き物を殺してまわり、その得手勝手な理屈のため自ら捕食される寸前までゆく、というストーリー。ひさびさに読んで、はじめておもしろいとおもえました。
えらく注文の多い『料理店』。料理は料理でもそっちの意味かと、初めて読んだ時は驚きました。