写真

僕は、家に着いた。


そして、ベッドに座り込む。


カタっ・・・!


小さな音を立てて、写真立てが落ちた。


拾って、笑顔の優姫を見つめる。


「優姫・・・ごめんな・・・優姫・・・」


そう呟くけど、そんな風にさ、足掻いてみたってさ、もう・・・優姫には会えない。




それでも、しばらく、この写真は捨てられそうにない――――・・・。

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「寂しい」「苦しい」「助けて」そんな、顔ばかり @m-amiya

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