アイデンティティ

作者 弓チョコ

30

10人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

主人公の最後の決断に、拍手をしたくなりました。
同じような悩みを抱えている人は、きっとたくさんいると思います。
その人たちが、この作品に出会えたら、勇気が出るのではないでしょうか。

私は視野が広がって、心が解放される感覚を覚えました。

未来は無限大。可能性の塊。
元気が出る物語でした。




★★★ Excellent!!!

カテゴライズされることでアイデンティティは生まれます。なぜならアイデンティティとは人から見た自分だから。
ゆえに、アイデンティティを大事にするということは、自分が人からどう見られているかを大事にするということです。
本作はタイトルが、そのまま命題になっています。

そこに自分は在るか?

ただ野球は好きだった小学生は、高校生になって一つの決断へと辿り着きます。それがとても爽やかで、モヤも雲も吹き飛ばして蒼天を作りあげてくれました!

★★★ Excellent!!!

文句なしの3つ星作品です。
構成が上手いなーって思いました。
子供時代のお話が淡々と語られる序盤。
そこに散りばめられている伏線が、徐々に中盤に繋がって『そうだったのか』というカタルシス。
それで終わらないのが、この作者さまの真骨頂!
とんでもなく幸せな読後が待ってます。こんなラストシーンを誰が想像したでしょうか!!

内容についてはネタバレになってしまうのでここには書きません。
是非読んでみてください。
損はさせません。