第八章

俺は凛香のいない病室いくが明るいお日様、そしてとても綺麗になったベット

だだ置いてあるのは元気に咲いてる話だけだった

まるで彼女がまだ生きてるみたいに、

また涙がこみ上げてくる。

凛香はやりたいことを成し遂げて死ねたかなと、思ってしまう

そして静かな中、携帯がなった

誰だと思い、出でみると春翔からだった

内容は凛香のことは残念だった。先生から気持ちが落ち着くまで学校は来なくて大丈夫、主席扱いにしておくことだった

「もう先生も春翔もありがとう!今もまだ落ち着かないからしばらくは来れそうにない」

「おう!今が辛い時だからな」

春翔も涙声だった

「なんだよ!お前も泣いてるのかよ」

「だっておまえの、おま、おまえの彼女が亡くなって、おれも凛香ちゃんと過ごした日々を思い出して泣かないやつなんていねぇよ!」

「うん!ありがとうでもおれは泣かないって決めたよ」

「え?なんでだよ!りんかちゃんも泣いてくれたほうが嬉しいじゃないのか?」

「俺、わかるんだよ、多分いまのおれのないてる所みたら凛香がこう言ってるだろうって」

【何泣いてるの!だらしない、朝陽は笑っていけなちゃないと!その笑顔が私のせいで台無しにしたくないから!だから笑って】

「だから笑わないと」

「ふ、、朝陽らしいな、そこまでお前が言うなら俺はもう何も言わないよ!おかげで涙もどこかに消えてしまったよ」

「じゃあ切るな」

「おう!また学校で元気な姿みせろよ!待ってるからな」

そして春翔との電話が終わった

おれは気持ちの整理をするために帰ったが一緒に旅行に行った時の凛香の自転車が飾ってあるのを完全に忘れていたこととまた涙がこみあげてきたけどおれは我慢をした

そして俺は夕方すぎまで寝ていたみたいだそれに目が腫れていた

携帯を見ると凛香のご両親からの連絡だった

「朝陽君に渡したい物がある。悪いけど今から来れるかい?」

「はい!急ぎで行きます」

と送り急ぎ向かった

そして家についてまたインターホンを鳴らした

そして出できたのは前と違くて今回はお父さんだった

そして家に案内された

だがそこにお母さんはいなかった

「ごめんね、急に呼び出ししまって」

「いえいえ、寝ていたので、所でお母さんは?」

「ああ、泣き疲れで寝ているよ」

「そうなんですね!」

「朝陽君も寝ていたんだろう?」

「まあそうですね!俺は凛香の事を受けられなくてそれと泣き疲れで眠ってました。

それで話変わりますけど渡したいものとは?」

「ああ、じゃあ少し待てって取ってくるからね。」

そうしてお父さんは立ち上がり部屋に入っていった

時間にして3分程だろうか、お父さんは部屋から出できた

「ごめんね遅くなって、はい!」

それは彼女が残していった、絵と手紙だった

だけど目の当たりすると元気に書いていた彼女を思い出す

「ありがとうございます。手紙は心の準備が出来てないので家に帰ってもいいですか?」

「ああ、ごめんね!今日はありがとう、ゆっくり休みな」

「はい!おやすみなさい」といって家を出た

そして急いで家に帰って行き、速攻でベットにダイブした

ミッシとなったが気にしない



おれはまず絵をみた、あとそこにメッセージも付いていた



おれが凛香にあーんしてるとこ

[朝陽が照れてる所可愛くて好き]


体育祭でおれがカメラを直してるところ

[急にだったのに関わらず嫌味ひとつもいわない朝陽カッコイイ]


そして旅行の時に凛香が遅れた時おれがマスターとはなしてるところ

[朝陽がマスターと仲良くはなしてる!楽しそうにしてるからもうすこし待ってる]


ロープウェイに乗ったこと

[ロープウェイに乗って景色が綺麗だった]


足湯に浸かったがこと

「私は先にバウムクーヘン食べたかったけど朝陽がどうしてもいうから我慢した]


バウムクーヘンのお店に行ったこと

[バウムクーヘンのお菓子作ってる憧れの社長に会えてうれしい]


カフェに行ったこと

[朝陽が近くにあったカフェにいて私にバウムクーヘンのケーキが一番美味しかった

でもそこのカフェで夕焼けを朝陽と一緒に嬉しかったし夕焼けも綺麗だった]


おれが勇気を振り絞って凛香に告白したところ

[朝陽が私に告白してくれたら場所!

そして私の絵はこれで終わり、多分今日私は死ぬ。怖いけど、朝陽ずーと大好きだった、ばいばい]


次に手紙取った





朝陽へ


てがみの書き方分かんないから私らしくかくね。

元気にしてるかい?私が死んで悲しんでるよね!でももう泣いていいよ

私が死んだ時ぐらい泣いて欲しい。私といると朝陽泣かないんだもん。

この手紙は朝陽専用に書いてるから誰にも読ませないでね。

読ましたら私が幽霊になってイタズラしきゃうからなー!


私が転校して男子全員に告白されて断ったのは朝陽のこと好きだったし朝陽が見てたのを分かって私が朝陽に告白しよう思ってたけどもういなかった、だから朝陽から告白されるのを待ってた。ごめんね、わたしが意気地なしで、でもこうして付き合えた事が嬉しかった!

それに小さい頃朝陽と結婚するって言ったけど叶わなかった。それに朝陽も覚えてなかったからこの手紙で書いてるんだぞ!

あとあのキスで最初で最後になっちゃったね

もうちょっと恋人らしいことしたかったな。

もっとやりたいことがいっぱいあった


・バウムクーヘンの本社の工場見学したかった

・海外旅行に行きたかった

・いろんな銭湯と温泉とかいきたかった

・朝陽と一緒にいろんな場所にいきたかった


でもなにより朝陽といて幸せだったよ


これで最後になるけどわたしは死ぬね。

わたしは先に逝くけど早くきちゃだめだよ

死にたいと思うこともあるけどわたしの言葉思い出して


最後までわたしの彼女でいてくれてありがとう

わたしと幼馴染でありがと

本当に色々ありがとう


だいすきだよ

愛してる

この世界でラブラブだったね


じゃあね朝陽、さよなら



読み終わったときは朝だった

分かっていたけど彼女のいない世界

とても悲しかった

そして俺は目の奥からこみあげてくる涙がわかった

我慢しようと思ったが号泣してしまっていた

「あーーーーー君がいない世界なんて生きられないないよーー」


初めておれはたくさん泣いた


おれのことをたくさん想ってくれてありがと

あと恋人らしいことできなくてごめん

おれだって君のこと大好きだったし、愛してたよ

言葉にして伝えられなくてごめんね

おれも君といて幸せだったよ

きみと幼馴染みでよかった

そしておれはカーテンあけて青空を見上げる

「見てる凛香おれは君のために泣いたよ」


PS

わたしの分までちゃんと生きなさい

これが朝陽にかける願い

さいごまでありがとう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕と彼女の三年間の出来事 サク @Saku3936

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ