厳かな雰囲気で始まる物語。そこで語られるのは、小さくて哀れな二人の孤児。それから一転、二人を更に過酷な運命が襲う。酒に塗れた浮浪者のエレオノール、人々を焼く変わり果てた幼馴染み。果たして――神はいるのだろうか。
創世記から始まる重厚感のあるファンタジーです。孤児院出身の主人公は敬虔な信徒でもありました。しかし成長した彼女に待っていたのは極大の試練。幼馴染との離別、救ってくれない神。過酷な現実の中で、新たな出会いから物語は幕を開けます。作り込まれた世界観のファンタジーをお求めのあなたにぜひ!