第20話
不在する『N』(後)
聡介と連絡が取れなくなって、二日目、事務所に荷物が届いた。
受け取ってみると、それはとても重かった。
机の半分くらいを占める中くらいの段ボール箱の伝票には丁寧で、几帳面そうな文字が並んでいる。
差出人は、書かれていない。
私はいやな感じがした。
この中に入っている物は、私の良く知っている物だ。
しかし、同時に、すでによく分からないものになっているに違いない。
私は、静かにダンボールを開けた。
「……嘘でしょ?」
嘘でしょ?
そんな馬鹿みたいなことを思わず口走ってしまう。
嘘かどうかなんて、見れば分かる。
随分な肉片になってしまっているけど、ご丁寧に頭だけは奇麗に残っている。
グチャグチャに切り刻まれた肉の緩衝材の真ん中に、目を閉じて佇む聡介の頭。
ザワリとした突発的な感情の高まりを感じる。
何か、全てが分かってしまった感じがして、怒りや憎しみや悲しみの前に、ただ静かな綻びが、無意味なタイムラグのように通り過ぎていた。
ああ、聡介。
あなたは、死んでしまったのね。
「宅配便か?」
ゆっくりと階段を下りてきた千亮。
「柊、回復魔法は使えないの?」
「生憎俺は、黒の魔法使いだからね?治癒や回復は白魔法。対極にあるものさ」
いいながら、千亮はダンボールを覗き込む。
「これは……聡介君?」
私は答えない。
この頭は、この顔は、この肉塊は、聡介だ。
だから、言ったのに。
どんなに非現実の世界に居ても、非現実的な力を齧っていても、あなたはただの人間。
私たち欠落者や、柊たちのような魔法使いではない。
ただの人間なのだ。
だから――。
だから、こうなる。
「巴月ちゃん……?」
私は肉片を持ち上げる。
切り刻まれた聡介の体は、所々切断されきれておらず、一欠片を引っ張ると、続いて肉片が持ち上がった。
せめて、もっと奇麗に切断してあげて欲しかった。
通常の怒りが胸や頭を中心に爆発するものであるとすれば、今の私の怒りはそれとは違っていた。
激情を飲み込み、それを体全身に行き巡らせている感覚。
私は今、とても冷静に全身で怒っているのだ。
「柊……目を開放して」
「それは出来ない」
「緊急事態でしょう」
「勝算がない。ただただ、リスクがあるだけのものを許可はできない」
「これは正当な報復よ」
「それは分かる。でもダメだ」
「じゃあ、どうするの?」
「少し時間をくれ。半日ほどでいい。聡介君の肉片から、相手の記録を読み取ってみる。まずは相手の居場所も探らなくちゃいけないだろ?」
ギリギリと、歯を食いしばりながら。私は考える。
我慢なんて限界だ。
でも、私はその怒りと向き合わないように気をそらすことで、何とか暴走しないで済んでいる。
明らかに危険な、今の私の『怒り』は、一度正面から見てしまったが最後、もう誰にも止められないだろうことを、他ならぬ私自身がよく分かっているのだ。
「………分かったわ」
「いいかい?巴月ちゃん。君は一度、その相手に負けている。そして、結局能力の正体もそのヒントさえも分かっていない」
柊は冷静な表情で私を諭す。
「勝つための作戦を立てなくては、同じことだ」
「私は!」
自分の目から水滴が零れ落ちるのが分かった。
怒りを封じ込めることで精一杯で、悲しみを誤魔化すことを忘れてしまっていた。
そう、私は泣いていたのだ。
私は、悲しんでいるのだ。
彼が死んでしまった事に、こんなにも憤り、取り乱し、そして涙している。
私は、彼を愛していた。
だから、遠ざけたかった。
だから、そばに置きたかった。
一緒にいれば、いずれこうなると分かっていたのに。
私をとりまく狂気のとばっちりを受けると。
私は……私は……。
私は、毒蛾だ。
その鱗粉で、愛しい人さえ、殺してしまう。
私は、毒蛾だ。
蝶にはなれない、ただの蛾だ。
でも――、
蝶にはない毒がある。
だから、私は、あなたの敵を討つ。
蛾には蛾の使命がある。
太陽の光も。
誘蛾灯も。
焚き火の炎も。
全部同じに見えるけど。
あなたの光だけは、特別だった。
何より輝いて、何より暖かくて、何よりも、優しかった。
どこにいても、あなたの光だけは認識できた。
どんな暗闇にいても。
どんな偽者の光があっても。
あなただけを探し、あなただけを追って戻る事ができた。
「明日の朝。私は行くわ。この街にいるのなら、虱潰しにするだけよ」
「それに、私が呼べば向こうから来るわ」
「あの男は、私を殺したいはずだから」
柊は渋そうな表情で、眉を顰めたが、やがて、
「分かったよ。それまでに俺は出来る限り情報を取り出す」
「帰ってきたら、埋葬してあげなくちゃね」
「……」
柊は曖昧に頷くだけだった。
旧逢魔神社跡地。
かつて霊脈のあったこの場所はその役目を負え、廃神社となった。
神社というのは、霊脈の力が消えると機能しなくなるらしい。
大きな神社は、霊脈が太い場所に作るので、滅多に機能しなくなる、なんてことはないようだが、小さく、無人の神社などにはよくあることだという。
私は、『彼』に誘われるように、その場所に向かった。
案の定、相手も私を殺したがっているようだ。
どうして?
彼自身に恨みを買った覚えはない。
しかし、私には分かる。
彼がどうしようもなく、飢えていると。
何に?
それはきっと、生きている実感だ。
狂気に取り付かれた私のように、生きている実感がほしいのだ。
そのためには、誰だって殺すし、何だってする。
彼は間違いなく、欠落者なのだ。
彼の姿を確認すると同時に、私はゆっくりとナイフを鞘から取り出す。
刃渡り十五センチほどのコロンビアナイフ。
柊に細工をして貰い、強度を上げているものだ。充分に銃刀法違反だけれど、そんなことはどうでもいい。
それに相手だって同じような得物を持っているはずだ。
「やぁ、央城巴月さん」
うそ臭い笑顔の少年がそんな風に言いながら、わざとらしく頭を下げる。
「いいや、こんな舞台だ。正式なお名前を言った方がいいかな?」
「四方院、中央城巴月、草月。央城家の第十二代当主候補、だった人間」
「あなたの名前は?」
「僕は『N』、多重のN」
「ふふ……随分と厨二病めいた名前ね。妄想が過ぎるんじゃあないの?」
「荷物はどうでした?」
「……切り口を見たけど、あなた、『切る』才能がないわ。もっと綺麗に切れなかったものかしら?」
「……そうですか?僕なりに随分丁寧に切ったつもりだったのですが」
「まぁ、いいわ」
私は『目』のスイッチを入れる。
「『朽ち行く月』」
朝までかかって、柊が『聡介だったもの』から取り出した情報は少なかった。
相手が空間支配系の幻覚能力者であること。
そしてその発動条件が相手の目をみること。
それだけだ。
しかし、それでも充分。空間支配系の幻術ならば、空間そのものを『朽ちゆく月』で、劣化させればいい。
「それじゃあ、始めましょうか!」
少年もそう言って、動き始める。
気配が動くのが分かる。
しかし、このまま視界を信じるのは、危険だ。
すでにここは幻術の中かもしれない。
その瞬間。
私の視界の中の社が、ドロドロに溶けた。
やはり、この風景自体が幻術。
私は大きく跳び退き、距離をとる。
「おっと、幻術が一部解けているんですか?」
声がしたのは、耳元だった。
「クッ」
『限定解除』で、加速し、声とは別方向に飛ぶ。
おそらく、この男には、能力が二つある。
一つは、この空間支配系の幻術。
そしてもう一つは……
「っ……」
私は、ナイフの切っ先で自らの指を少しだけ切った。
痛みが走り、感覚が戻ってくる。
「見つけた!」
私は今まで少年がいると思い込んでいた場所とは反対の方向を目指して突進する。
「なんだって?そんな!」
私はそのまま先ほどのナイフを少年に向けて突き刺す。
ガキンッ!
激しい金属音が鳴り、私のナイフは少年のナイフによって、受け止められていた。
「いやぁ、危ないですね。どうして分かったんですか?」
「くっ……」
今の一撃が入らなかったのは、厳しい。
でも、私には、もう一つの目がある。
「『凍てつく太陽』」
小さく呟いて、
「私の能力について、教えてあげるわ」
「私の能力は『月と太陽』よ。黄色い『朽ち行く月』は、見たものの時間を著しく進ませ、劣化させる」
ゆっくりとカウントする。
右目で『朽ちゆく月』、そして、左目で『凍てつく太陽』を発動させてる。
それならば、一度本物を見詰めてしまえば、『朽ち行く月』がある限り、そして、彼の瞳を見ない限り、幻覚にすり替わることはない。
同時発動は、反動が大きい上に、『利き目』や『焦点』など、何処を何で見詰めているかの認識が難しい為、多用は避けているけど、今回はこれがべストな選択だ。
「そして、もう一つ。『凍てつく太陽』は、相手を数秒見詰めるだけ」
「それだけで、対象の生物を氷つかせ、殺す」
カウントオーバーだ。
「さぁ、これで……」
言おうとした時、少年が視界から動いた。
「いやぁ、危ない危ない」
目で追うも、僅かに及ばず、完全に視界の外に消えてしまった。
「しまった!」
しかし、どういうことだろう。
『凍てつく太陽』のカウントは充分だった。
そして、彼自身も本物だった。
それなのに、どうして?
その動揺が、私に隙を与えた。
ズグッ
刃が入る瞬間に、私は体を捻る。
何度か背中の急所を避け、腕を盾にする。
肉に刃のめり込む感触が伝わる。
「ぐぅっ!」
そのまま私は、腕に刺さったナイフを引っ張るようにして、少年の体のバランスを崩した。
ここだ!
私の小さなナイフが、少年の頚動脈を切り裂く。
「ごっふ」
少年が奇妙な声を上げる。
喉を掻っ切ったのだ。
最早声もまともに出ないだろう。
「……なんてね」
おどけた声で、少年が呟いた。
私はすぐさま体を捻って、再度少年の首に刃物を立てる。
ズシュ!
先ほどと同じ感触がして、ナイフも確かに彼の喉にめり込み、通過していた。
「あはは、ごめんなさい」
「これがばれちゃうと、何もかも詰らなくなっちゃうから、黙っていたんですよ」
ズッ!
私は歯を食いしばって、後ろに飛んだ。
同時に、腕に刺さっていたナイフも抜け、幾らかの血液が滴り落ちる。
予想以上に痛む。
それもそのはず、自らおかしな方向に刃を刺してしまったものを、これまた自ら無理やり引き抜いたのだから。
ダラダラと流れる血。
ジンジンと痛む腕。
これはまずい。この痛みの量だと、勝手に体内の麻痺物質が出てきて、感覚が鈍る。失血もよくない。
これで、長期戦は出来なくなった。
「お前の能力は……」
「僕の能力は、『嘘か誠か(ヘテロクロミア)』、これは、空間変革能力と、錯覚能力の2つだ」
「でもね、それだけじゃない。僕の能力は3つあるんです」
「馬鹿な……欠落者の能力は基本的に一つのはず……」
しかし、例外があって、目を媒介とした能力の場合、二つで一セットの能力とカウントされる事がある……つまり、能力は最大でも二つしかない。
冷や汗が額を伝う。
これは、非常によくない状態だ。
「僕の三つめの能力は、『事実無根(アイソレイテッド・ミューン)』」
「効果は、僕が認識するものからの攻撃の一切を無効化すること」
「なんですって……?」
「詳しく説明していくと、そうそう無敵って訳でもないんですけどね……」
少年は相変わらずの作り笑いを貼り付けながら、語る。
「ただ、それも『厳密にいうと無敵ではない』というだけであって、こうして相対して戦う場合においては、まず無敵です。だから、つまらない」
作り笑いのまま、すぅっと目から光が消えていく。
「どうやって三つめの能力を?」
「第三の目ってやつを知ってますか?心の目という人もいますが、いわば、五感以外の超感覚のことです。その感覚の捉える情報が『視覚』に匹敵することから、『目』と呼ばれるわけです」
少年は続けた。
「この第三の目は、後付ながらも、『目』という概念を持っているため、『嘘か誠か』のセットとして見なされたのでしょうね。しかし、精密には目ではない。その矛盾から、『嘘か誠か』とはカテゴリーの異なる能力が発現したということですよ。まぁ、もっとも、僕の欠落である『真実』というものには、忠実な力となってますけどね」
自らを嘲笑するように、少年は笑った。
「どんな攻撃も効かない。どんな方法でも僕を殺せない。つまり、圧倒的に有利の八百長みたいなものです。だから、僕が自らルールを決めて公平を期さないと、最初から勝負にすらならない」
そんな説明を聞いているうちにも、私の腕からは血液が失われていく。
『限定解除』でも止血できないほど深く切られている。
ビィッ!
私は服の袖をナイフで引き裂き、止血帯にする。
「実感がないんですよ。生きている……何をしていても!誰と関わっても!だから、面白い事を起こすしかないでしょう?僕は生きているだけで虚しいんだ!苦しいんだ!だったら皆も、同じように苦しませてあげたい……」
少年に『表情』が表れた。
「小さな幸せを、さぞ大切なもののように扱う庶民。大きな幸せにはしゃぐ愚民。不幸な奴も、幸福な奴も、僕を好きな奴も、嫌いな奴も、僕は全員が等しく憎い」
両手を大きく広げ、大空に訴えかけるように声を上げる。
「この『憎しみ』だけが、僕を繋いでいる。生きてる事を、実感させてくれる……君の憎しみは、とても鋭くて、ヒリヒリしたよ。一瞬だけ、生きてる事を認識できた。でも、ここまでだ。もうつまらない茶番になってしまったからね?」
どうする?
彼がここで嘘をついているとは思えない。
そんなデタラメなハッタリは意味がないからだ。
それにさっきの感触。攻撃した手ごたえはあるのに、全くダメージになっていない。あんな奇妙な現象を私は今までに体感したことはない。
先ほどの『凍てつく太陽』のカウントから考えても私の絶対干渉である『月と太陽』より強い。
つまり、『凍てつく太陽』では彼は殺せない。
絶対干渉同士の能力差は、その欠落の大きさだという説があるが、これも全て仮説に過ぎず、確かなことではない。
強いて言うなら、『勝てないから勝てない』という無茶苦茶な理論しかないのだ。
良く考えて。
彼はさっきなんて言った?
『正確には無敵ではない』?
いいや、もっと前だ。
『認識するものからの攻撃を一切受け付けない』
そうだ、これだ。
ということは、彼の認識外からの攻撃であれば、倒せる可能性がある。
無敵ではない。
私は息を大きく吸った。
「柊!聞きなさい!こいつの能力は空間支配の幻術と、催眠能力!そしてもう一つ、認識内の対象からの攻撃を全て無効化する能力よ!」
柊は近くにいる。
この声は彼本人ではなくても、監視の使い魔が聞いているはずだ。
私はここで死ぬ。
この少年に殺される。
しかし、この『欠落者』を野放しにはできない。
いいえ、そんな奇麗事じゃない。
聡介の敵を、いけしゃあしゃあと生き延びさせるわけにはいかない。
「ほう、君たちを指導する『魔法使い』に告げ口ですか?困りましたね……でも、残念ですね」
ザッ!
足を強く踏み出す音が鳴ると、彼はすでに私の一メートル前あたりにまで迫っていた。
「僕の『事実無根』は、認識した相手からの攻撃です。柊千亮……僕は彼のことを知っているんですよ?調べたんです。『認識』しているんです。だから、彼の魔法は一切に僕には効かない!」
そんな……『認識するもの』とは、『意識の内側』という意味ではなかったの?
いいや、それでも――。
この少年を知らない人間は山ほどいる。
きっと、柊なら、その辺はうまくやってくれるはずだ。
私は彼が突き出すナイフをまるでスローモーションのように見詰めていた。
聡介。
今から、そっちに行くわ。
少し、日付がずれてしまったけど、同じような時期に死ねるというのも、案外、悪くないのかもしれないわね。
ごめんね、聡介。
あなたの敵、取れなかった。
それに、私まで死んじゃって……ごめん。
ナイフは私の心臓の目の前まで迫っていた。
ズグッ!!
酷く鈍い音に、私は目を閉じて歯を食いしばった。
しかし、痛みはいつまで経っても襲っては来なかった。
「ぐごっ」
目を開けると、口から大量の血を零して体を震わせている少年の姿があった。
私が戸惑っていると、少年の背後から素早く腕が伸び、その首をかき切った。
鮮血が、私の顔にまではねる。
「それなら……お前を殺すのに、僕は適役ってことだね」
「ごぽっ……がばっ」
少年は振り返り、何かを話そうとするが、それはもう声にすらならなかった。
更に大量の血が少年の顎から下を汚す。
「そんな顔をするなよ……悪役はもっと、最期まで不敵に笑って死ぬものだ」
目を見開き、驚愕の表情をしながらゆっくり倒れこむ『N』に、男は無表情のまま呟いた。
縋るように少年は手を伸ばしたが、男性をそれをそっけなく払いのけた。
そのまま、少年は地面へと転がった。
数回だけ、ビクビクと体を震わせたが、それもすぐになくなる。
私はそれを見届けた後で、その向こうに佇む男性に目をやった。
そして直後、私自分の目を疑った。
「……聡介?」
「やあ、巴月。危なかったね……」
その男は、浅岡聡介だった。
昨日ダンボール箱にバラバラ死体になって送られてきた、彼だったのだ。
私は混乱した。
柊が、蘇生魔法でも使ったのだろうか。
いいや、彼は死者を生き返らせる魔法はないと断言しているし、自分には回復系の魔法は使えないとも言っていた。
それになりより、浅岡聡介は完璧なまでに死んでいた。
それは、私が一番近くで確認している。
「『認識しているものからの攻撃を無効化する』か……恐ろしい相手だよ。まったく。でも、思ったとおり、『死んだ』僕は、『認識』の外だったんだね?」
「聡介……どうして?……本物、なの?」
「……ああ、そうだよ」
その答えに、私はなんだか、ホッとしてしまった。
「そう……」
理屈も理由も分からないけど、私には、分かる。
彼は、本物だ。
そう思った途端、私の意識は真っ白になった。
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