郷土愛を感じる。
昔、紅.k.sというペンネームで執筆してました。電子書籍で何冊か販売されてます。
この作品は古き良きオカルト雑誌のルポルタージュの雰囲気を色濃く感じさせ、読者の好奇心と不安感を煽ることに成功しています。
雑誌記事の切り抜き、インターネットへの書き込み、個人へのインタビュー。パラパラと語られる個別の怪談が、川の支流のようにいくつかの流れに沿って紐づけられて行き、やがてぼんやりとした輪郭が浮かび上がっ…続きを読む
読んでいくにつれて、背筋がぞくぞくするストーリーでした。とても面白かったです。ありがとうございました。
日本人の深層心理は、他の先進国には見られない独特の原始性に満ちている。自分以外のあらゆる事物に人格や意思を見出すからこそ、日本人は夜中の誰もいない交差点でも、赤信号で立ち止まる。信号が、道路が、空気…続きを読む
もっと見る