第56話 新設賞、読者賞に関して

 次は②で上げた新しい読者が賞を取る新設賞です。

・スコッパー賞

・最熱狂賞

・最熱狂レビュー賞

・特別審査員賞


 この4つですね。

 文章を引用するのでソース元はこちら↓

https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_web_novel_009



・スコッパー賞

 受賞作品に対して、複数以上の文字ありレビューを投稿したユーザーの中から、受賞を的中させた作品数とレビューの内容を複合的に評価して選出します。

 要は、どれだけ受賞作品にレビューを書いて的中させたか数と内容で決めるみたいです。

 受賞者は1名!


・最熱狂賞

 中間選考を突破した作品の中で文字ありレビューの投稿数が最も多い作品が対象になる……

 ん? 私の読解力が乏しいのか?

 つまり、中間突破した作品の中でレビュー数が1番多い作品を対象にし、その作品にレビューした人の中から抽選で1名を受賞しますってこと?

 うーん……たぶんこういうことを言いたいんだよね?

 各部門1名ずつらしいのでプロ枠も合わせて8名ですかね。


・最熱狂レビュー賞

 これも何かややこしい。

 最熱狂賞を受賞した作品に対するレビューの中から、応援の熱量の高さや、小説の魅力を伝える表現の豊かさなどを複合的に評価して選出します。

 つまり、再熱狂賞の対象作品内のレビューの中から1番熱量の高いレビューをした人が受賞ってこと。

 

 最熱狂賞と同じように見えましたが、これは抽選じゃなくて審査して決めるみたいです。

 これも各部門1名ずつなので8名。


・特別審査員賞 

 各部門の特別審査員が推したい作品を選出します。受賞作品は無条件に最終選考にノミネートされ、特別審査員による推薦コメントとともに最終審査で選考委員に審査されます。

 各部門で特別審査員がいるそうで、何とその人達に推されると無条件で最終選考行き。作者としては、夢がありますね!

 特別審査員に選ばれた作品内のレビューから審査して受賞者を決めるということかな?

 各部門と書いてあるので受賞者は8名かな?

 なお、特別審査員賞は「再熱狂」と「再熱狂レビュー」のレビューは併用しないらしい。




 ここまでが記事に書いてあったこと。

 読者に賞金を与える制度って言うのが今までに無いですね。

 ★と共にレビュー促進を促してくれるのだから作者としてはありがたい限り。

 小説読んで感想文を書いて、お金くれるのはすげぇなって思います。

 しかもスコッパー賞は10万円!

 恐らくこの賞金は今まで受賞者無しを叩き出していたSF部門とかの使われなかった賞金が宣伝費に回されているんだなと信じています。

 カクヨム的にもこれで読者が活性化すれば広告収益を伸ばせるし、カクヨムコンも盛り上がる。そして、本当のスコッパーが質のいい作品を見つけ出して編集者の目に届けば、本の売上向上にもなる。

 角川的におおよそ22万円(5000×8×3+100,000)ぐらいの出費ですが、上記の状況が作れそうなら悪くない出費なんじゃないかと思います。

 今回はお試しの読者賞って感じがしますが、運営の狙い通りになれば我々にも恩恵が還元されるしありがたい賞ですね。

 


 ただ、ちょっと気になることはやっぱり出てくる。


・作者もこの読者賞に参加出来るのか

 これが作者が参加できるならいわゆるレビュー爆弾になって集客勝負になるのではないか?


・レビュー評価の信頼性

 レビュー爆弾が起きると、悪意がある人はレビュー内容のコピペを使い回す傾向が強くなる。そして★3しかはびこらない世界になる可能性が大きいということ。

 自分には合わないけど面白いと文章ではいくらでも言えるのでそういう品質的な問題は避けられないと思います。


・レビューが付く作品への偏り

 賞を狙う人的には1番自分で確率を操作させやすい「再熱狂賞」を狙いに行くと思います。ということはランキング上位勢にレビュー勢が群がれば賞を取れる可能性が高くなる。つまりレビューが付かない作品には、賞を狙う読者はそもそも読まない傾向が強くなる可能性が高いです。

 本当にお前等読書好きなのかって言いたくなると思いますが、確実にそういう合理的な選択を取る人間は現れるので、まあ……私みたいな底辺作家には関係無い話なので良いのではないですか。

 でも、レビュー多い作品だからこの作品にレビュー書けば確率上がるぞ! って言うのは結構落とし穴で、実は作者が複垢とアカウント業者からお金を払って★を水増ししているケースもあるので、そういうダメな人達同士の共倒れとかも見れるかもしれないから楽しみですね。



 まあ!

 こういう輩が出るのがカクヨムコンなので、ある意味違う種類の妖怪達の参戦に今回カクヨムコン9は胸踊るかもしれません。

 ワクワクすっぞ!

 それに今回寧ろ運営がレビュー爆しろ! って言っているので、作者側も他作品を読んでレビューを書きまくって、読者の流れを循環させた方が良いのかもしれません。

 って言葉もありますからね。

 私は今回この読者賞も狙いますよ。

 編集者を目指していた私が、そこいらの読者よりも優れたスコッパーであることを証明してやるぜ!



 という訳で、作品の進捗。

 いい感じで進んでます。

 今月中に三万文字消化したい!

 物理的に無理そうだけど頑張る!


現在の進行度合い:33話分(77,600文字程)。見直し1回。

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