第55話 ジャンルに関してのこと
コンテストにおいて最初に考えるところ。
それはまずジャンルじゃないでしょうか?
と、言う事で前回の①で上げた今回のコンテストジャンルに関して。
参考↓ カクヨムコン9応募要項
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_009/detail
参考↓ カクヨムコン8応募要項
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_008/detail
今回と前回の応募要項の2ページを二窓状態にし「募集部門」を比較見してほしいのですがジャンルは自体は変わっていません。
しかし、変わっている点があります。
◯「エンタメ」と「ライト文芸」が入れ替わっている
以前も言った「内容が一緒ならコピペすればいいじゃな」って話ですが、コピペしてないということは少なからず意図があるということです。
私の予想は商業的に考えると前回のエンタメ部門のジャンルは「SF・ミステリー・歴史」でしたが、WEB小説では人気の無いジャンルだったので売れない判断をされ優先順位を降格させられたのではないかと思います。
最終的に前回の大賞作品はSFランキングでお馴染みVRMMOの世界観作品だった為、商品化ないし書籍化と見ると不景気の影響もあって挑戦よりも確定した勝率を編集部も狙いたいのではないかなと思いました。
そして、前回の大賞作品を呼んだのですが、「恋愛」「ライト文芸」「ホラー」の大賞作品はレベルが高かったです。
皆さん読みました?
本当に面白かったので、読んでみると優先順位が変わるのも納得。
これは、SF好きの私としては悲しい結果ですが、私自身面白いSF作品を書けていないという自業自得でもあるので、これは恋愛、ライト文芸、ホラーで頑張っている人達に対して素直に称賛するべきだと思いました。
本当に大賞した作家の皆さん素晴らしい!
編集部の考え方を変える程のパワーがあったということです。
◯応募要項が具体的になってる
「恋愛・エンタメ」の2ジャンルが長文で書かれています。
・恋愛に関して
カクヨムコン8と比べて文章だけで熱量が違います。正直これは前回の恋愛部門の大賞作の影響が強いと思います。本当に前回の大賞作品は面白かったので、たぶん編集部内でも盛り上がっていたんじゃないかと予想されます。
凄く気になっているのは以前のエッセイで各部門担当の編集部の一言をまとめた記事(https://kakuyomu.jp/works/16817139557511912983/episodes/16817330649533925005)で、恋愛部門にいない「ホビー書籍編集部」が恋愛部門の大賞作品のコメントをしているんですよね。
それだけ注目度高かったんだと思いますし、なんやかんや他部門にも各編集者が顔を覗かせていることがわかりました。
そして、これは私の偏見ですが今回の恋愛部門の説明文、何か電撃文庫の方針っぽい気がする。勘違いかな? 何か文章の既視感が凄い。
とりあえず、恋愛は今回力入り気味です。
・エンタメに関して
ルールが明確化しました。
主に※で「作品ジャンルがSF、現代ドラマ、ミステリー、歴史・時代・伝奇のいずれかに設定されている作品のみが選考対象です」という決め打ちをして来たので、恐らく他ジャンル作品の応募が多かったのだと思います。
カクヨムコン8の記載だけみると確かにフワッとしているので、何でもありに私も思いました。
そして、何でもありという括りになると「異世界ファンタジー」と「現代ファンタジー」の部門から流行り物以外の作品が流れてくるのだと考えられます。
前回の大賞結果を観ても「異世界ファンタジー」の部門は「異世界転生転移もの」が完全に覇権を取っていますし、「現代ファンタジー」は「現代ダンジョン配信もの」がテンプレ化して覇権を取っているので、それ以外の内容の物は基本読まれづらくて★もPVも伸びないのは想像するのは容易です。
あ、「恋愛」なら「悪役令嬢もの」とかもあるかな?
なので作者からすると
異世界ファンタジー=異世界転生転移もの
現代ファンタジー=現代ダンジョン配信もの
恋愛=悪役令嬢もの
という決められた型にハマっていない作品を出すのは勝率が低くなると予想出来るので、エンタメにカテゴリーエラーでも入れたくなると思います。
私もそういう思考になっていました。
つまりエンタメはSF、現代ドラマ、ミステリー、歴史・時代・伝奇しか受け付けないジャンルとなりました。
◯他変わっていないジャンル
この2つ以外はコメントが変わってませんが、つまり「いつものやつくださーい」ってことなんだと思います。
上記の
異世界ファンタジー=異世界転生転移もの
現代ファンタジー=現代ダンジョン配信もの
恋愛=悪役令嬢もの
みたいな受けのいいヤツお願いしまーす!
テンプレじゃないやつ?
うーん……何でも良いけど、頑張れ!
ってことなんだよな。
つれーなー。
私も今書いている奴は「現代ファンタジー」の部門になる訳ですが、「ダンジョン配信もの」の需要が高まっている中に「能力者バトルもの」をぶつけにいくのでキツいっす……
ああ……まだ始まってないのにお通夜モードになりそう。
ポケモンで言うと、皆カイリューとかパオジアンとかハバタクカミとかサーフゴーとか強いポケモンを使っている中にマイナーポケモンで戦うことになるのでいやーキツいっすって感じです。
私もカシブの実を持たせたハバタクカミを使いますけど強い。適当使ってて強い。ポケモンじゃなくてバケモンだよコイツわ!
まあ、でも勝率上げる為に逃げるんじゃなくて正々堂々戦えってことですね。
読者に受けるか分からないものを作ったんだから責任持って戦えってこと。
あと別に私も弱い選択肢を選んでいる訳じゃなくてちゃんと勝てると踏んで思考錯誤を1年やっているので正々堂々現代ファンタジーで戦おう。
それに今回は大賞じゃなくて1次選考突破が目標なので。
そういうことでジャンルから読み取れることは以上。
少し見えてきたかな?
はい、小説頑張ります。
今プロット的には3章始めに入りました。
現在の進行度合い:33話分(74,000文字程)。見直し1回。
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