ああ、なるほど。六郎が知っている「神のかたち」を真似た「神を騙るモノ」だったと。で、多分リエラと出くわした場所が「時間の外」扱いだった。だから魔王とかは時間の外では「六郎が来た後に生じたもの」だけど「時間の外で六郎がやってきた」から、六郎が時間の中にやってくるより前の時間から現出していたと。で、リエラがあの中での言葉を聞いていたら嬉しいだろうけれど…。
で、さすがにクロウとは再戦なしと。サムライのヤバさを実感したからだろうなぁ。多分、サムライのヤバさについて王国のとある兄弟と飲み交わせるくらいには理解したろうなぁ。ユリアさん交えて…。
で、六郎が自分が来たから生まれた「神を騙るモノ」をぶち殺した後に「神の威(力)を信じる者達」が押しかけてきたと…。さすがに欧州ぐらしが長かった六郎だから「神を信じるもの」と「神の威を信じるもの」の違いくらいは耳に挟んでいそう。
前者は「イスカリオテ13課」の一員になれるけど、後者はマクスウェルみたいに「容赦なく断罪されて串刺しにされるべきもの」だから。
作者からの返信
@almanos様
コメント・考察ありがとうございます!
複雑かつ深い考察唸るばかりです。
とはいえ、私の頭では理解が及ばない部分もありまして……話が合わない場合は、先にお詫び申し上げておきます。
「神を騙るモノ」ではありますが、一応六郎の心と神気、それと怨嗟の声によって作られた「神に準ずるモノ」とも言えますね。
完全体ではないですが、現世に干渉出来るほどの力を得た存在です。
また、六郎が「時間の外」から来たという認識ですが、なるほど。確かにこの世界線においてあの『輪廻の輪』は「時間の外」とも取れる位置かもしれません。
ただ、リエラも言っていましたが、彼女はこの世界を管理しているところから今現在までしか遡れず、また隣接していた六郎の世界は『今』が点在する空間として接しています。
このあたり、この世界の成り立ち関わっている部分ですが、実は裏設定なので、この物語で全て解明しない予定です。(これを解明しなくても楽しめる……はずです)
さて、「時間の外」から来たと言うべき六郎ですが、その時点でリエラの世界では既に魔王やもう一人の【女神】と呼ぶべき存在は出現しています。
この辺りは何の捻りもなく、ただ単純にこの世界における過去の事件ですね。
六郎や魔王の立ち位置的にはこんな感じでしょうか。@almanos様であれば、全てを話さずとも世界の謎に気が付きそうでビビっていますが。笑
サムライの異常性と、神の威を借りる者の行末。その辺りは仰るとおりで間違いないかと。
姦しい俗物な女神以外は神ではない! リエラへの愛?を感じつつ、やっちゃいましたね...やはり。
ロクローはどこまで行くのか、期待しかありません!!
作者からの返信
@kamkamkam様
コメントありがとうございます!
彼なりの愛情表現ですね。笑
それ以外の神はいらないという……
どこまでも行くでしょうね。道は切り開くものとか言って。笑
編集済
嗚呼皇帝陛下…あなたが降ろそうとしているのは、きっと『神をば騙る物の怪』ですよと作者様がこっそり教えて下さる回(次の刀の材料ゲット!)
もとい六郎はよ結婚したれやの回でした。
閑話休題
文中で毘沙門さん?が持ってる武器と六郎のサーベルが打ち合う描写がありますが、これって”我思う故に我あり”な感じで面白かったです。
六郎は既に、自分が大本命でそっちは残滓なんだと自覚している訳で、本来受け流しも受け止めも出来ずに刻んでおしまい。
ですがやはり戦ってぶちのめしたい。相手は武器を持っている…それで打ち合いが生まれたのかなと。そういうの考えるの、面白くないですか?
作者からの返信
@mkamiyama様
コメントありがとうございます!
深い考察ですね!
確かに本体は六郎で、神様は残滓……とは言え六郎への恐怖や恨みといった負の感情も含まれているので完全に六郎の残滓だけ、ではないのも事実です。
とは言え、@mkamiyama様の仰るような「我思う、ゆえに我あり」の状態の方が「らしい」し深いし面白いです。笑