仕事をしつつも調べものか…。まあ、謎を解く大前提が「六郎が違う世界から女神が引いたくじでやってきた異界のサムライ」という生き物であるという無茶ぶりすぎだからなぁ。で、儀典か…。キリスト教における悪魔の位置づけと似ていますね。
「神が全知全能であるならば、何故サタン達は存在するのか?」
神が不完全であるからではないかとかなると異端審問ものでしたし。そういう異端審問とかしておきながら悪魔の仕業だなんとかと騒ぎまくるのもそう。神秘学だと「歪み、堕落した力の顕現」であるって説もありますな。ぶっちゃけると「神の秩序という配管から漏れたり廃棄された力が溜まったもの」と。こちらの魔王がどれにあたるのやら?
で、クロウさん…。優秀な為政者だと思いますな。自重できるくらいに自分が客観視出来ていて有能だから。その点では叔父上のほうが危なそうだ。
作者からの返信
@almanos様
コメント・考察ありがとうございます!
さすが、神秘学方面にも深い知識をお持ちとは。
確かにキリスト教でも悪魔と呼ばれる存在の中には、別の神話の高位神などがいるので、そういった部分でも似ているかもしれませんね。
ある場所では信仰の対象で、キリスト教では悪魔と呼ばれる存在。
さてさて、この魔王達の存在や過去についてはこれから少しずつ明らかになっていきますので、毎度のことながら続きをお楽しみ下さい。
そして、クロウさんは、仰るとおり結構優秀だったりします。
勿論叔父上ですが、クロウに比べると今までがトントン拍子で進んでいるだけあって、ある種の全能感に酔っている部分があるので、その点ではクロウの方が勝っていますね。
ただ、お互い利用しようと考えている相手が、六郎とリエラという特異点な部分は褒められませんが。笑
それはそれ、これはこれで割り切れることは、大人としては自嘲しなくて良いと思う読者です。がんばれおじさん回(笑)
ただおじさんが悩むポイントも少しズレていて、問題はお骨になってた魔王をアンデッドに『巻き戻せる』システムは女神の管理下なのか、なんじゃないかなと思ってみたり。そしてそれを悩むことすら、もはや「人の身を超えた案件」なのではないかな、なんて。
作者からの返信
@mkamiyama様
コメントありがとうございます!
これまた鋭いご指摘ですね。笑
魔王を戻せる、そして魔王のいる場所を把握していたシステム。それが何なのか。今後物語の核心に迫る事でもあるのでお話できませんが、ぜひ続きでご確認頂ければ幸いです。