第35話 なぜネタレビューは削除されたのか。放置したら真似する奴が出かねないから

 ポイントを挙げておきます。


・低評価テキスト付きレビューは酷評レビューと変わらない

・放置すれば荒らしを助長する

・規約違反は言うまでもない

・当該者同士の関係性などどうでもよい。ルールをサイトの内の法律と捉えれば、妥当以外の何物でもない


 更に、


・恐らく星1低評価テキスト付きレビューを巡回していると思われる

・そもそも「ややこしいユーザーリスト」が存在し「監視対象になっていた」可能性も、僅かながらあるかもしれない

・関連ユーザーに関わらず、通報もありえる


 これらもポイントとなります。

 こちらも参考にして下さい。公式からのお知らせになります。

「カクヨムでの作品評価とコミュニケーションについて、ユーザーの皆様へ知っておいていただきたいこと」

https://kakuyomu.jp/info/entry/kakuyomu_tips_2020atm


 では始めましょう。

 

 改めて公式中の方、アカウントやサイト運営管理担当の方にはお手数おかけしました。

 また当該作品、関連するユーザーさんにもご迷惑おかけしました。身内ネタと謳った作品に記されたレビューとはいえ、削除されたら悲しいですよね。

「忖度なしで書かれた私のレビューがああぁ!」と、嘆く気持ちは分かります。

 ですがその他ユーザーさんを混乱させかねないので、妥当かつ真っ当な判断と断言出来ます。


 規約、サイトの方向性、レビューの在り方と本質。

 これらを鑑みれば、私のネタレビューは「荒らし」を助長させかねないのです。

 お知り合いとの関係性などは、公式サイト側にはなんの関係もありません。

 あくまで淡々と、業務の一環として処理する。


 削除するにあたりいただいたメールは、あくまで私を、どこまでも「ユーザー」として捉えたものでした。定型的とはいえ「やらかしたユーザーでも丁寧に接する」「画一的に接する」という、冷静さが伺えます。

 詳しい内容は記せませんが、恐らくどんなユーザーでも「尊重する」という公式サイト、あるいは企業のスタンスが見て取れました。


 無事故無違反で活動していきたい、そう考えていました。

 他方「ネタレビューはいずれやらかす」と、以前近況ノートにも記しています。

 つまり理解していた。

 そして実際起きたのは「明るく楽しい低評価説教ネタレビュー」が「公式にやんわり説教される」という、完全にネタエッセイレベルのやらかしでした(笑)


 お仕事を増やしたことを申し訳なく思いつつ、なんて笑える話なんだ……と、反省ついでに笑ってしまいました。

 本来は笑ったとて反省が主、でなければなりません。

 ですが、お笑いしゃべくりユーモア勢が反省するのは「スベった」時です。

 一人のユーザーとして、申し訳ないという気持ちは事実持っています。

 が、それ以上に「このユーザーはアホやな。俺やけど」と自らを笑ってしまう。

 古来よりお笑いに携わる者はろくなものではない。

 今を語るまでもなく、既に引退したしゃべくりの達人「上岡龍太郎」氏は語っていました。


 というわけで、次の日にはこうしてネタエッセイを書くいうとんでもムーブを、生暖かい目で見守っていただきたいと思います。

 一応ためになる話に仕上げてみるので(笑)


□低評価レビューの危険性

 カクヨムはレビューが記しやすいシステムになっています。結果この手の問題はこれまでもあったのでは? とライトユーザーなりに考えています。

 内輪系の話はそもそも他所でやればいい。

 それらが笑えるレベルになっていたかはともかく、恐らく「星1酷評レビュー」的なものは今もあるでしょう。私はレビュー内に「評価出来ない」と明記していました。


 この線引きは面倒ですが、今回ははっきり「評価出来ない」などと記していたので、だったら評価すんなよって話です(笑)

 私は評価せずレビューを記すつもりでしたが、テキストレビューを記そうとしたら星が付いてしまいました(笑)

 なので結果的に低評価ネタレビューとなったわけです。

 システムを把握していないライトユーザーの悲哀、というか私がアホな話ですね(笑)


 私がサイトのラインを巧みに突くユーザーなら「星3。超ポジティブなネタレビュー」にして、言葉巧みに規約を守っていたでしょう。

 が、それは私の流儀に反する。

 有名読む系企画主と、当該レビューにも記しています。

 仮に私に体面があるとしても、あくまでサイトを利用させていただいてる立場です。

 ですので、そもそもレビューを記すべきではなかったということになります。

 こうしてエッセイで記せばいいのです。

 レビューでやることではありません。

 他のネタレビューは残っているので、続けるんですけど(笑)


□再現してみる

 テセウスの船っぼくなるけど、少しだけ思い出してネタレビューを再現してみましょう。身内ネタとはっきり謳った、楽しくおバカな作品につけたレビューです。


・タイトル

「関わった奴全員正座しろっ!話はそれからだ!」楽しむ姿勢はとても大切!


ーー日本には古来より豊穣な文化がある。

文学も同様で、古事記、平安文学、近現代部分と発展を続けてきた。

残念ながら本作品もその一つと無理やり言えるだろう。

以下ネタレビューを記す。


ーーおかめおかめとSNSなどで話題になっていたのは知っている。絶対関わらないと心に決めていたが、ふとしたことから拝読してしまった。


あのさあ…文学しろとは言わない。

文芸とかライト文芸しろとも言わない。 

ラノベとなると、かなり硬い文章など幅広い。

ではWeb小説、いわゆるなろう系はどうだろう。


  どれにも当てはまらんわ馬鹿者!


関わった奴全員正座しろっ!

内輪ネタとしてやるのはまあいいさ。好きにせえ!全然構わん!

読者には全く無関係かつ害もないので、そんなことはどうでもいい。

何も数字だけを追う必要はない。


言っておくが私は一応文芸勢だ。でまあ結構な人に真面目系も含めレビューを記してきた。

プロフィールに書いてるし、なんとなく知ってるよな。知らないとは言わせない!

ついでに言うなら推理文芸日間一位!アニメ化作品から奪取したわ!(笑)


このような作品評価しようがない!

今まで私の読む系企画に参加された方を思うと、もはやスタンド能力に目覚めそうだ…。

分かるか、私のスタンドが?

見えるか、俺のスタンドが?

俺には見えない。もし見えるなら気のせいか疲れてるんだと思う。ゆっくり休んで欲しい。


って優しくされると思うなよ…もし法が許すなら、関わった奴全員に「ラヴクラフト全集」着払いで送りつけてるとこだ!

怪奇幻想クトゥルフ神話!

迷惑だろ?んなことしたら俺が法で裁かれるわ!ふざけんな!


もはやネット上で公開されている文豪の名作を着払いで送りつけてやろうか!


楽しくやるのはいいさ。

ポジティブな面もあるから、別にいいんだ。

だが次からは文学しろ。ミステリしろ。

無茶ぶりか?知ってるわ!(笑)


 ーー以下、楽しく交流するのはとても理想的。

 など、なぜネタレビューを記したかを書きました。

 何も数字だけを追わなくていいの件(くだり)前後 は、ちょっと思い出せませんが、大体こんな流れです。

 もうちょい長くて完成度は高かった記憶ありますけど(笑)


□技術と姿勢は別。だからダメ

 どんなものでも構いませんが、一つ分かりやすい例を出します。スポーツやゲームが分かりやすいでしょう。姿勢、スタイルと実態の解離が起こす悲劇の話です。


 攻撃的なスタイル=しかし攻撃力が低い

 守備重視なスタイル=しかし守備力が低い

 スピード重視なスタイル=実際は遅い


 野球でもサッカーでも、麻雀でもゲームでも構いません。サッカーでいきますか。

 攻撃的なのに全然攻撃出来てない。得点力が低いのでは成立しない。

 防御重視の安全運転、引いて守ってるのに点取られまくる。

 速攻のカウンターが遅すぎる。


 これを笑い、ネタレビューに置き換えて下さい。

 私の場合別に構いません。

 誰に何を言われてもなんとも思わない。

 ここら辺は今まで散々成功して失敗してきました。

 非常に残念ながら、実績があり腕に覚えがある。

 どこの何とは言いませんが、ビジネス系から中央省庁、理系の研究施設に愛読者がいたり、なんかもうわけが分かりません。


 たまに話題にする、別の公式サイトからエッセイで勧誘された云々以前に「エッセイ系でプロレベルだからプロになれ」と言われたり、幅広く楽しんでもらってきました。

 色々と教えを請われ、困ったこともあります。

 私はあなたのメンターではない(笑)

 もちろんカクヨムの話ではありません(笑)


 が、腕のない人が真似したらそれはただの「荒らし」です。

 私のネタレビューが放置されたら、真似する人が出かねない。

 規約のラインが変化してしまう。

 悪質なものも想定すれば、やはり許されない。


 なんでもそうですが、全ては技術です。

 私のそれが荒らしでなかったとしても、荒らしを助長しかねない。


 小説一つとっても、自分の技術や作品を客観視出来ない人達はいます。

 私もまた、客観視出来ているとは言いがたい。

「得手不得手」の自覚と「無知の知」を知るに過ぎない。


 我々の小説における比較対象は常に「商業的に成功してきた作品」で、私を含めたそこらのアマチュア物書きではない。

 在野には腕に覚えがある書き手が多く存在する。

 だとしても、比較対象は「常に商業的に成功している有名作家」です。文学系でも構いません。

 ライトユーザーは「ランキング作品を読まない」

 ランキング作品が商業ベースで成功しているケースは希でしょう。

 大体偏りが激しく、知らんがなって話です。実際知りません(笑)


 この話は次回するとして、今回バッサリ削除されたのはどこまでも妥当です。

 レビューは誰のためにあるのか。

 大きく突き放してしまえば「みんな」のものです。

 些か機微に触れるのでこう言っておきます。


 考えて見て下さい。

「笑いと愛情」「エールと人間関係」が「存在しないパターンのネタレビュー」を。


 ということで、技術あるなしに関わらずこのようなレビューは削除されて当然なのです。


□終わりに

 今回は本当にお手数おかけしました。

 我ながら、どうやらあまり反省してませんが、薄く小さな、チロルチョコみたいなイエローカードを提示されたと受け止めています。

 警告の累積など確認したくもありますが、これ以上お仕事を増やすのは心苦しい。

 またやらかせばいずれバッサリいかれるでしょう。

 んな間抜けはしませんけどね!(笑)

 あくまでサイトの方針と規約が全て!


 ネタレビューとか知ったこっちゃない!

 規約通りバッサリいく!

 それがサイト運営!


 タイトルだけで本文がないレビューが問題ないんだから、糸井重里さんみたいにキャッチコピーだけでレビュー記していいんだよ!


 ってわけで、それが現実というものです。

 ではではまた次回!

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