第30話 こんなパーティで大丈夫か?②
僕の名前はクン・ディ・ツォ!
仲間たちと、旅に出てる途中
僕は魔物と遭遇した!
◇
飛び出してきたスライムは、話に夢中に
なっている二人に飛びかかる。
僕は、スライム目掛けて短剣を投擲する。
「ピギィ!!!」
スライムは短い断末魔をあげながら地面へ落ちていく。僕は、刺さっている短剣を引き抜き刃先を布で拭き取りしまう。
「二人共!危機感なさすぎだよ!」
僕は、二人の目の前に立ち注意する。
「ん?どうしたのクン?」
まるで何事もなかったかのように、魔法使いが言う。
「あらら、スライムさんですか?」
まったく動じてない女僧侶。
「だっ……だいじょうぶかなぁ。」
僕は、この危機感のなさに不安を感じた。
「ふわぁ〜、うーんよく寝た!」
戦士がむくりと起き上がる。
なんとも緊張感のないパーティだ。
◇
戦士が目覚め、二人も愚痴を言い合うのをやめた。
「それじゃあ、そろそろ行くか!」
いつの間にか、荷を背中に背負い準備ができている戦士。
DUNGEON DEATH!だんじょんです! あきとん @akiton_4444
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。DUNGEON DEATH!だんじょんです!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます