第30話 こんなパーティで大丈夫か?②

僕の名前はクン・ディ・ツォ!


仲間たちと、旅に出てる途中


僕は魔物と遭遇した!



飛び出してきたスライムは、話に夢中に

なっている二人に飛びかかる。

僕は、スライム目掛けて短剣を投擲する。


「ピギィ!!!」

スライムは短い断末魔をあげながら地面へ落ちていく。僕は、刺さっている短剣を引き抜き刃先を布で拭き取りしまう。


「二人共!危機感なさすぎだよ!」

僕は、二人の目の前に立ち注意する。


「ん?どうしたのクン?」

まるで何事もなかったかのように、魔法使いが言う。

「あらら、スライムさんですか?」

まったく動じてない女僧侶。


「だっ……だいじょうぶかなぁ。」

僕は、この危機感のなさに不安を感じた。


「ふわぁ〜、うーんよく寝た!」

戦士がむくりと起き上がる。


なんとも緊張感のないパーティだ。



戦士が目覚め、二人も愚痴を言い合うのをやめた。

「それじゃあ、そろそろ行くか!」

いつの間にか、荷を背中に背負い準備ができている戦士。






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DUNGEON DEATH!だんじょんです! あきとん @akiton_4444

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