第5話 腐りきった者への制裁方法【残酷・暴力描写あり】

『次は腐りきった者への制裁方法だ。』


「どういうことですか?」


『犯罪や悪事を犯したものをどうやって罰するかを決めるんだよ。』


『そこでだ。』




『犯罪や悪事を犯した時点で死刑を確実に与える。

ただ、死刑だけでは不公平だから、

犯罪や悪事などの度合いに比例して拷問を与える。

これを独自に拷問刑と名付けよう。』


『拷問は大きく分けて2つ。【生前拷問】と【死後拷問】だ。』


『生前拷問は肉体があるから、裁判で決まった期間の間は死なないように拷問で犯罪者などに苦しみを与えていく。決まった期間が経過したら、死刑により死後拷問に移る。』


『死後拷問こそが、拷問刑の本番。肉体がそもそもないからいくらでも行うことができる。そのため、期間が数千年にも及ぶことがある。』


『死刑およびこの2つの拷問刑の満了で初めて罪などを償ったと判定される。』



「さすがにこれは厳しすぎるのではないですか?」


『本当にそう思うのか?』



『被害などにあった人たちはもっと苦しかったはずだ。それに』


『社会が犯罪者などの更生を一生受け入れないから、これは犯罪者たちのためにもなるのだよ。いわば自分なりの配慮さ。』



「...」


『さあ!もっと忙しくなるぞ!』


続く


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