キャラの関係性が最高、サクサク進んでストレスフリー

なんと言ってもサクサク進行ストレスフリー、圧倒的暴力で全てを吹き飛ばす爽快感。そして下手なハーレム要素皆無で主人公とヒロインが一途でぶれない(レベル上げ的にもお互いの感情的にも)。
これだけでもう読みやすくて仕方がない。

他の作品なら可愛いお弟子くんは女の子に、骸骨な師匠もハーレム要員とまでは行かずとももっと性的というかお色気な雰囲気になってそうだなーと。
邪な感情がない真っ当な師弟関係も最高だし、他の登場人物の関係性も「なんでそうなるん?」的な理不尽さがなくとても自然。

それと個人的な事情だが、今まで読んできた登場人物が多い作品では間を置いて再登場するキャラクターの名前が一致せず、「これ誰だっけ?」となることが多かった。
が、この作品はどのキャラも個性的で主人公目線からの印象が分かりやすく描かれていて記憶に残りやすい。
再登場した際、名前を覚えてなくとも直ぐに「あーあの人ね!」となる分、より物語を楽しむことが出来た。