独特の重厚な空気に惹き込まれました。
文章も味がして美味しかった(というと変でしょうか💦)です。
最初の婚約指輪をもらった女性が言い淀んでいたのが気になります。
自分が養子で、母親からあんなことを言われたら……ショックですよねぇ。。
妹との関係も生きているうちに修復できていれば……と思わずにはいられないお話でした。
作者からの返信
空気感、褒めていただき嬉しいです!がんばって書きました!
婚約指輪の女性、自信なげですね、、あくまでモノはモノで、心の代わりにはならないのかな、なんて。
妹とのことも、切ないですね。大切なことを言えない。取り戻せない。それが人生かもです🥲
あらためて、レビューコメントも含めて、ありがとうございました!
近況ノートでもご紹介させていただきますm(_ _)m
おおお!!
惹きつけられて一気に読んでしまいました。
私のわくわくがドキドキに、そしてざわざわに。
紫色の蝶の羽ばたきが不穏の波紋を起こすようで、とても良いと思いました。
宗介の胸の痛みや重みがじっくり塗りつぶされるように語られていく様が、物語の厚みを成しているのが素晴らしいと思いました。
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます!
お星様までくださり!
紫色の蝶についても、いろいろと感じてくださったのですね。物語を描きながら、蝶のイメージがしつこく現れたのです。
宗介の物語も重いものだったと思います。
人間にとって過去は苦しいけれど、成長させてくれるものでもある、などと思いながら書いています。
今回はコメントとヨムヨム、本当にありがとうございました!
さすが、ですね。
作者からの返信
レビューありがとうございます!
一匹の蛾の存在が不吉で、また切ない印象を覚えます。「失せ物」はそれ自体から見れば「迷っている」のか。読後の余韻に繋がるアクセントになりました。
レビューで誤字やらかしました…「の」→「な」
作者からの返信
レビューとコメント、ありがとうございます。
蛾の描写の効果が出てよかったです。
「決定的な喪失」を暗示する感じが醸し出せたかなと思います。
編集済
一話読み進めるごとに不気味な靄のようなものが物語を覆い始め、「淀川敬次」の失せ物のあたりっから悲しい結末を想像しながら読んでましたが、なるほど...
「失せ物の森」という素敵なアイデアの中でひらめく蝶が誰かの魂のようでもあり「宗助」の良心の揺らぎのようにも感じられます。「宗助」の取り返せない過去の想い出の行き着いた結末は決してハッピーエンドとは言い難いのでしょうが、そこに幾ばくかの光明が見いだせたようで読み終えて少しホッとしました。
企画に参加いただきありがとうございます。
作者からの返信
さっそくお読みいただきありがとうございます。
過去の短編を整理している中で、まさに、という企画があったので登録いたしました。
主人公の罪を妖しくも美しい蝶が彩る印象的なお話でした。最後に手元を狂わせたのは果たして偶然だったのか…なんともいえない余韻の残る結末でした。
読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
美しくも哀しいお話……気に入っていただけて幸いです🙇